ヤフコメ、悪質ユーザーが56%減少 携帯番号の登録必須化で大きな効果

ヤフコメ、悪質ユーザーが56%減少 携帯番号の登録必須化で大きな効果
ヤフコメ、悪質ユーザーが56%減少 携帯番号の登録必須化で大きな効果
ヤフー株式会社が、ニュース配信サービス「Yahoo!ニュース」のコメント投稿(通称・ヤフコメ)における、携帯電話番号設定の必須化の効果を公表。

悪質なユーザーが減少し(コメントの投稿停止措置を受けるYahoo! JAPAN ID数が56%減少)、不適切なコメントも減少した(投稿時の注意メッセージの表示回数が22%減少)という結果が明らかになった。

必須化前の2022年10月と、必須化された2022年12月と2023年1月の平均を比較

携帯電話番号登録の必須化の背景

ヤフー株式会社は2022年11月に、Yahoo! JAPANのサービスを利用するために必要なYahoo! JAPAN ID(以下、ID)を登録する際の携帯電話番号の設定を必須化した。

同社の発表によれば、2022年10月以前にコメント投稿の停止措置を受けたユーザーは、5割以上がIDに携帯電話番号の設定がなかったという。

さらに停止措置を受けた一部のユーザーが、携帯電話番号を設定していない別のIDで不適切な投稿を繰り返していたため、施策の一環として、ID登録の際に携帯電話番号の設定を必須化したと発表当時に理由を説明している。

近年、ヤフコメへのネガティブなイメージが定着

新聞社からWebのニュースサイトまで、幅広いメディアの記事が配信されている「Yahoo!ニュース」。

ユーザーがニュースに関する多様な意見を共有し、新たな視点を得るきっかけをつくるため、2007年からコメント投稿機能(通称・ヤフコメ)が提供されている。

しかし、近年は誹謗中傷や根拠のない推測、誤読や誤解による不適切なコメントが散見されており、ヤフコメへはネガティブなイメージもつきまとっていた。

不適切なコメントの抑止と対策に力を入れてきた「Yahoo!ニュース」

こうした事態を受けて「Yahoo!ニュース」は、コメントポリシーを公開し、違反投稿の具体例を明示して抑止に取り組んできた。

また、24時間体制の専門チームによる人的パトロールやAIによる監視を駆使して、不適切なコメントの削除にも注力してきた。

ID登録時の携帯電話番号設定の必須化はこれらの対策の一環として行われ、今回その効果が公表された。 結果、必須化前の2022年10月と、必須化後の同12月と2023年1月の平均を比べて、新たに投稿停止措置を受けるID数が56%減少

コメントポリシーに違反するコメントを複数回投稿しているIDに対しての注意メッセージの表示回数も22%減少する成果を挙げた。

この2月以降の効果にもよるが、ヤフコメへのネガティブなイメージを払拭する大きな一歩になったのは間違いない。
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1件のコメント

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匿名ハッコウくん

匿名ハッコウくん(ID:6575)

ひろゆきと古谷経衡のネット実名対談で「実名にしても犯罪減らない」と
ひろゆきと堀江は主張していたがそれが嘘だと見事に証明されてるな
やはり日本人は情報登録無しの環境だと好き勝手やりたがる