クリエイターの海賊版トラブル対策 文化庁の著作権担当がニコ生で解説

クリエイターの海賊版トラブル対策 文化庁の著作権担当がニコ生で解説
クリエイターの海賊版トラブル対策 文化庁の著作権担当がニコ生で解説

UnsplashSzabo Viktorが撮影した写真

文化庁の著作権担当者らが出演する番組「クリエイター必見!海賊版ってなんだ? 被害者だけでなく加害者になることだってあるってホント?」が、2月26日(日)18時よりニコニコ生放送で配信される。

同番組は、文化庁が運営する「インターネット上の海賊版による著作権侵害対策情報ポータルサイト」をインターネットユーザーに広く浸透させると同時に、ネット上で活躍する個人クリエイターの著作権トラブル解決を目的としたもの。

文化庁の著作権課課長・吉田光成さん、文化庁で海賊版による著作権侵害相談窓口を担当する弁護士・照井勝さん、マルチクリエイター・せらみかるさん、JNCA(日本クリエイター協会)専務理事・仁平淳宏さんが出演。MCをタレントの百花繚乱さんが担当する。

個人クリエイターの著作権被害について文化庁が開設

「クリエイター必見!海賊版ってなんだ?被害者だけでなく加害者になることだってあるってホント?」

今回番組で取り扱う海賊版とは、権利者に無断で製造・販売されているコンテンツを指す。

番組では、個人クリエイターが被害に遭う可能性のある海賊版や、二次創作をはじめとしたネットでの創作活動における著作権トラブルに対して、文化庁らが対処法を紹介。

クリエイターにとっては、番組を通じて著作権に関する意識をより強く認識できるとともに、実際に著作権侵害の被害にあった場合の対応方法や考え方を学ぶことができるという。

配信に先駆けて、2月22日(水)23時59分まで海賊版に関する質問を募集中。著作権被害の有無や文化庁に聞きたいことなどを記入できる(外部リンク)。

文化庁・JNCAによるクリエイターへのサポート

なお文化庁では、ネット上の海賊版による著作権侵害対策について、ポータルサイトを公開している(外部リンク)。

サイトでは、著作権者が海賊版への対応を行う上での必要なノウハウが集約されており、著作権とは何かをまとめた基礎的な情報や、被害に遭った場合に削除要請を行う方法を記したガイドブックなどが掲載。

また、JNCA(日本ネットクリエイター協会)では、ネットで活躍するクリエイターの著作物の管理や、確定申告などのセミナーやメール相談など様々なサポートを提供している。

イラストレーターやアニメーター、カメラマンなど、ネット上で影響力を持つ個人クリエイターが活躍するようになった久しい昨今。一方、ネット上では、そうしたクリエイターの著作権被害に遭ったという報告を目にする機会も少なくない。

番組は配信終了後、ニコニコ動画だけでなくYouTubeでもアーカイブが公開される。まずは事前アンケートで、著作権について気になること文化庁にぶつけてみよう。
ゲーム実況グループ・いい大人達も参加した確定申告セミナー
この記事どう思う?

この記事どう思う?

著作権をもっと知る

番組情報

「クリエイター必見!海賊版ってなんだ?被害者だけでなく加害者になることだってあるってホント?」

放送日
2023年2月26日(日)18時
出演者
吉田光成 (文化庁 著作権課長)
照井勝 (文化庁 海賊版による著作権侵害相談窓口担当弁護士)
せらみかる(マルチクリエイター)
百花繚乱 (司会)
仁平淳宏 (影の声で参加/日本ネットクリエイター協会)

関連キーフレーズ

0件のコメント

※非ログインユーザーのコメントは編集部の承認を経て掲載されます。

※コメントの投稿前には利用規約の確認をお願いします。