バーチャルYouTuberのTwitterアカウントが次々と凍結されるという事態が発生している。
アカウントが凍結されてしまったVTuberたちは「#Vtuber避難報告」というハッシュタグで情報を共有している。
一方で、VTuberのアカウントの停止が目立つ理由としては、ハッシュタグを多用することや(Twitterは公式サイトで1つのツイートに対してハッシュタグは2つまでにすることを推奨している)、自分の投稿を別のアカウントでリツイートすることが多いこと、「マシュマロ」などの外部ツールとの連携が原因だとする説などの推測が出回っている。
別アカウントでのリツイートについては、Twitterの「プラットフォームの操作とスパムに関するポリシー」(外部リンク)の中に、複数のアカウントを用いて会話を人為的に拡散することに関する記述がある。
事務所所属のVTuberの場合、事務所の公式アカウントと、タレントのアカウントは別に運用してRTなどを行うことも多いため、該当する可能性はたしかにあるかもしれない。
しかし、このポリシーはあくまで捏造された情報の拡散や意図的な情報の操作を防ぐためのもの。
ポリシーの対象とならない例として企業の支部や支社によるアカウント分けやペンネームと個人のアカウントの併用が挙げられており、VTuberにおいては相当極端な運用をしていない限りこのポリシーに抵触する可能性は低いのではないかと思われる。
外部サービスとの連携についてはTwitter公式が未だ声明を発表していない以上、アカウント凍結の原因だと判断するのは難しい。
Twitter公式サイトには、アカウントの凍結に対して異議申し立てを行うフォームが用意されている(外部リンク)。もし自分のアカウントが凍結されてしまった場合は、情報を集めながらフォームへの申請をするのがいいだろう。
Twitterに関しては、イーロン・マスクさんのCEO就任以降、大規模なレイオフや機能の有料化など多くの変化が起きている。
2月2日には、Twitterと外部アプリをつなぐためのインターフェース(API)の有料化が発表。ログインにTwitter連携を使用しているソーシャルゲームなどのサービスが対応に迫られたりと、混乱が続いている。 これらの大幅な変更や機能追加については、赤字が続いていたTwitterの収益改善のために行われているとする見方もある。
筆者個人としては、よりよいサービス提供のために有料化を行うというのであれば、お金を払って利用することも検討したい。しかし、現状では使えていた機能が使えなくなったり、今回のような混乱が起きたりとストレスが多い印象がどうしても強くなっている。
実際にプライベートでは、Twitterは企業などの発表があった時に見に行く程度で、主なコミュニケーションはその情報をもとに友人同士のDiscordやLINEで行うことの方が多くなってしまった。
現状の混乱が落ち着かない限りは、有料・無料を問わずにそもそもTwitter自体の使用頻度が下がっていく可能性も考えられる。
アカウントが凍結されてしまったVTuberたちは「#Vtuber避難報告」というハッシュタグで情報を共有している。
VTuber独自のアカウント運用方法が原因?
今回、多くのTwitterアカウントが凍結されている直接の原因は判明していない。一方で、VTuberのアカウントの停止が目立つ理由としては、ハッシュタグを多用することや(Twitterは公式サイトで1つのツイートに対してハッシュタグは2つまでにすることを推奨している)、自分の投稿を別のアカウントでリツイートすることが多いこと、「マシュマロ」などの外部ツールとの連携が原因だとする説などの推測が出回っている。
別アカウントでのリツイートについては、Twitterの「プラットフォームの操作とスパムに関するポリシー」(外部リンク)の中に、複数のアカウントを用いて会話を人為的に拡散することに関する記述がある。
事務所所属のVTuberの場合、事務所の公式アカウントと、タレントのアカウントは別に運用してRTなどを行うことも多いため、該当する可能性はたしかにあるかもしれない。
しかし、このポリシーはあくまで捏造された情報の拡散や意図的な情報の操作を防ぐためのもの。
ポリシーの対象とならない例として企業の支部や支社によるアカウント分けやペンネームと個人のアカウントの併用が挙げられており、VTuberにおいては相当極端な運用をしていない限りこのポリシーに抵触する可能性は低いのではないかと思われる。
ハッシュタグの多用については規約やポリシーではなく、あくまでヘルプページの記述であるため、強い拘束力があるとは考えにくい。「プラットフォームの操作とスパムに関するポリシー」の対象にならない例
・関連を持ちつつも独立した支部または支店を有する組織(複数の地域で展開しているビジネスなど)
・ペンネームでのアカウントまたは趣味やイニシアティブに関連するアカウントに加えて、個人用アカウントを運用すること
・趣味のための、または芸術性の高いボット プラットフォームの操作とスパムに関するポリシーより
外部サービスとの連携についてはTwitter公式が未だ声明を発表していない以上、アカウント凍結の原因だと判断するのは難しい。
Twitter公式サイトには、アカウントの凍結に対して異議申し立てを行うフォームが用意されている(外部リンク)。もし自分のアカウントが凍結されてしまった場合は、情報を集めながらフォームへの申請をするのがいいだろう。
レイオフや機能の有料化、Twitterで巻き起こる混乱と革新
今回のアカウント凍結はVTuberに限った話ではなく、「#Twitter氷河期」「#凍結祭り」といったハッシュタグで、多くの人がアカウントの凍結報告や情報共有を行っている。Twitterに関しては、イーロン・マスクさんのCEO就任以降、大規模なレイオフや機能の有料化など多くの変化が起きている。
2月2日には、Twitterと外部アプリをつなぐためのインターフェース(API)の有料化が発表。ログインにTwitter連携を使用しているソーシャルゲームなどのサービスが対応に迫られたりと、混乱が続いている。 これらの大幅な変更や機能追加については、赤字が続いていたTwitterの収益改善のために行われているとする見方もある。
筆者個人としては、よりよいサービス提供のために有料化を行うというのであれば、お金を払って利用することも検討したい。しかし、現状では使えていた機能が使えなくなったり、今回のような混乱が起きたりとストレスが多い印象がどうしても強くなっている。
実際にプライベートでは、Twitterは企業などの発表があった時に見に行く程度で、主なコミュニケーションはその情報をもとに友人同士のDiscordやLINEで行うことの方が多くなってしまった。
現状の混乱が落ち着かない限りは、有料・無料を問わずにそもそもTwitter自体の使用頻度が下がっていく可能性も考えられる。
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