連載 | #6 チャートハックと音楽シーン

Billboard Japan、Twitterの集計廃止 チャートハック目的の投稿減少なるか

Billboard運営「ファン以外がどう思うか考えた方がいい」

このような動きについて、インタビューの中でBillboard JAPANの事業本部上席部長・礒﨑誠二さんは、「ファン以外のユーザーが見て、どう思うかというところまで考えたほうがいい」と懸念を隠していなかった。

今回のBillboard Japanの指標変更は、少なくともファンダムのTwitterとの向き合い方を変えることは間違いないだろう。

なお、ルックアップ指標とTwitter指標の廃止以降、総合ソングチャート「Hot 100」は「CDセールス、ダウンロード、ストリーミング、ラジオ、動画再生、カラオケの計6指標」、総合アルバムチャート「Hot Albums」は「CDセールス、ダウンロードの計2指標となる予定」としている。
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チャートハックと音楽シーン

音楽配信の主流がCDからデジタルへ移り変わる昨今。CDの複数枚購入を促す従来の特典商法に加え、デジタルならではの「チャートハック」行為が音楽シーンに影響を及ぼしている。 アーティスト・レーベルの人為的な施策やファンダムによるチャートハックの是非。改めて、「音楽を楽しむ」とはどういうことなのか。 再生数やランキング結果など、わかりやすい「数字」の話題性・権威性に頼らず、アーティストや楽曲を知ってもらうためにできることを探る。

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