ポニーキャニオン、歌い手luzと契約解除 違法薬物所持で逮捕は事実

ポニーキャニオン、歌い手luzと契約解除 違法薬物所持で逮捕は事実
ポニーキャニオン、歌い手luzと契約解除 違法薬物所持で逮捕は事実

ポニーキャニオンとの契約解除が発表されたluzさん(KAI-YOU Premiumにて/撮影:安井信介)

ポニーキャニオンは1月30日夜、契約アーティストであるluz(ルス/帯刀光司)さんの逮捕を事実と認め、同日付で本人との契約解除を発表した。

同社からリリースされたluzさん名義の作品については今後、CDおよびグッズ商品の出荷停止、音楽配信の停止を順次進めていくという。

luzさんを巡っては1月29日、文春オンラインが違法薬物所持の疑いで逮捕されたと報道(外部リンク)。同日、所属ユニット・Royal Scandalからの脱退が発表されていた。

アニメ主題歌も担当、人気歌い手/アーティストのluz

luzさんは、2010年に動画共有サイトに動画を初投稿し、SNSの総フォロワー数は200万人を超える男性アーティスト/歌い手

絵師/動画師のRAHWIAさん、ボカロPの奏音69さんと結成したクリエイターユニット・Royal Scandalとしても活動している。
TVアニメ『ダークギャザリング』OP主題歌
2023年はTVアニメ『ダークギャザリング』主題歌を担当、自身5枚目となるアルバムの発売、全国4都市を回るツアーの開催と、精力的な活動が続いていた。

そんな中で2024年1月25日、心身の不調を理由に活動休止を発表。同29日に逮捕が報じられ、公式からの声明に注目が集まっていた。

「逮捕事実の公表は人権侵害」luz代理人弁護士から指摘

ポニーキャニオンは発表で、luzさんの逮捕を事実と認め、「直ちに厳正な措置をもって臨むべきと考えておりました」と説明。

しかし、luzさんの所属事務所である株式会社ESPERANZAと代理人弁護士から、「違法薬物所持の経緯をふまえ、luz本人の同意を得ずに逮捕事実を公表することは人権侵害」「違法性を帯びる可能性が高い」といった指摘を受けていたという。

ポニーキャニオンの発表/画像は公式サイトより

その後も、公表に向けた準備を進めている中、報道で逮捕が明らかになったことで、「逮捕事実をあらためて重く受け止め、本日付でluzとの契約を解除」したと、経緯を報告した。

契約解除に伴い、4月20日(土)に予定していた配信ライブ、開催延期となっていた秋葉原と池袋のアニメイトでのリリースイベントは中止。開催中止に伴う対応は、後日アナウンスされる。

なお、ポニーキャニオンの発表を受けて、クリエイターユニット・Royal Scandalは、ユニットの公式X(外部リンク)でRoyal Scandalに関する商品・音楽・動画の配信停止は行わないと明らかにしている。

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