お気に入りのカメラアプリやフィルターを使って、今日はお互いがカメラマン。仲良しのあの子の前でしか見せていないはずの、素顔をのぞき見するフォトレポート「Photo by me & me」。 控えめな印象もある文学少女・八木奈々さんと、元気で明るい雰囲気の加美杏奈(かみ・あんな)さん。
収録当日、スマホは持っているだけでほとんど使わない八木さんはカメラでの撮影に四苦八苦。「杏奈ちゃんの可愛さが伝えられない!」と嘆く彼女に、加美さんが優しくレクチャーする場面も。
一方、加美さんが小道具の本に興味を示すと、八木さんが作品内容を丁寧に説明。性格も雰囲気も真逆だけど、お互い「こんなに心を開ける人は他にいない」と口を揃える理由がわかった気がした。
取材:かよちゃん 文:ミクニシオリ 写真:黒羽政士
【写真60枚】八木奈々と加美杏奈、2人の写真をもっと見る
杏奈ちゃんのリズムに引っ張られて…笑顔満開の八木
「会ってすぐ気が合って」ではなかった2人、日に日に増す信頼感
──ぱっと見の印象では、2人は全然違うタイプのように見えますよね。八木奈々 同じ事務所の中で、ほぼ同期で。最初は自分とは全く違う人種すぎて、仲良くなれるとは思っていなかったです。
加美杏奈 例えば学校でクラスが一緒だったとしても、きっと友だちにはならないんだろうなと思うくらい、表面的な部分は真逆なんですよね。でも、いざきちんと話してみたら、似ている部分も意外と多かったんですよ。
──真逆の2人が打ち解けたきっかけはなんだったんですか?
加美杏奈 写真集の撮影の時だよね。海沿いに数日泊まり込みで、長めのロケだったんですよ。
八木奈々 そうですね。毎日人と一緒にいるお仕事は初めてで……。一人の時間も大事なタイプなので、不安からマネージャーさんにいろんなことを確認した覚えがあります(笑)。
加美杏奈 撮影終わりにみんなでごはん食べに行った時に、お互いなんとなく「あれ、思ったより気が合うかも?」と思えたんじゃないかな。
八木奈々 その頃の私は、今よりもっと自分に自信がなくて、誰とでも上手に接することができる杏奈ちゃんがすごくキラキラして見えていました。
でも、杏奈ちゃんって一言で言うなら「心づかいの人」なんですよ。明るいとか優しいとかそういう表面的な部分じゃなくて、一歩先まで人の気持ちを考えて行動してくれていて。私だけでなく、スタッフさんや関わる人のすべてに対してそうだったから、そこで信頼感を感じたことは大きかったです。
加美杏奈 うっそ〜! 私からしたら、奈々ちゃんの落ち着きもうらやましい部分なんですけどね(笑)。お互い、一気に人の懐に踏み込まないタイプなんだと思うんですよ。だから、その撮影をきっかけに、徐々に仲良くなっていくことができたんじゃないかな。
八木奈々 私、杏奈ちゃんのゆるやかな優しさが心地いいんです。
当時も急に距離が縮まったのではなく、その後じっくり時間をかけて、一定のペースで仲良くしてくれて。人よりもゆっくりではありますが、もっと杏奈ちゃんのことを知りたいって、今も思っています。
この記事どう思う?
八木奈々
セクシー女優
MOODYZ専属
・Twitter
・Instagram
加美杏奈
セクシー女優
アイデアポケット専属
・Twitter
・Instagram
黒羽政士
Photographer
1988年生まれ。写真家・鈴木心のアシスタントを経て、2018年に独立。
趣味は同人誌制作。週刊少年ジャンプを毎週買っています。
連載
女の子の個性が輝く瞬間は、気の置けない仲間と一緒にいるかけがえのない時間。 好きな人を撮るとき。自然と最高の瞬間を切り取ることができる。そして気づけば撮影している自分も笑顔になる。 思い思いのアプリを使って、いつものスマートフォンで。 ここでしか見れない、素顔の彼女たちの姿。 そんな二人の世界を覗きみる企画「Photo by me & me」。
0件のコメント