トレーディングカードゲーム『Magic: The Gathering(マジック:ザ・ギャザリング、MTG)』が8月25日(水)に25年以上の歴史の中でも最大規模となる発表会「Magic Showcase 2021」を開催。
Twitch上で生配信が行われ、2022年に発売予定の新たなセットや他社IPとのコラボとなるユニバースビヨンドや、様々なアーティストがカードのデザインを手掛け、公式オンラインショップ限定で発売されるSecret Lairの新情報も発表された。
なお、今後のイベントスケジュールや競技シーンへの展望などの新情報はなかった。
【画像】アーティストたちの美麗イラストや配信キャプチャ―まとめ
近日発売予定の商品として、今回の配信では「コマンダーコレクション」や「パイオニア」用の構築済みデッキ、「Commander Legends: Battle for Baldur’s Gate」、「ジャンプスタート2022」、「ダブルマスターズ2022」「Unfinity」が発表された。
日本舞台のセットとして海外人気が高いものの、2005年の「神河救済」以来この次元を舞台にしたセットは発売されておらず、再登場が期待されていた。
今回の神河は以前描かれた時代から2000年が経過しており、ネオン、忍者、侍などがモチーフのサイバーパンクな世界観になるという。
各犯罪組織は3色の組み合わせで構成されており、プレイヤーは天使、悪魔、魔法が混ざり合った世界で犯罪組織の一員となって町の権力争いに参加することになる。
2023年で30周年を迎える『MTG』は、この「Dominaria United」を皮切りにアニバーサリーへと突入。
これまでに様々な物語が生まれた地を舞台に、新たな冒険が描かれる。
『MTG』を代表するキャラクターであるドミナリア出身のウルザとミシュラの兄弟が引き起こした「兄弟戦争」はドミナリアという世界そのものにまで影響を与え、後に様々な物語が生まれるきっかけをつくった。
このセットではこの兄弟戦争の主要な出来事を紹介しつつ、他者の視点や声にもスポットライトを当てることで新たな歴史の一面を描き出す。
また、巨大ロボットや壮大なマシンといった強力なアーティファクトたちも登場予定。これまでのアーティファクトが中心となったセットでは環境に大きな影響を与える強力なカードが多く登場してきたこともあり、ゲームプレイの点からも要注目だ。
ユニバースビヨンドでは映画『ロード・オブ・ザ・リング』の原作小説『指輪物語』とミニチュアゲームの『ウォーハンマー40,000』とのコラボが発表。 言わずと知れたファンタジー作品の金字塔である『ロード・オブ・ザ・リング』と、様々な神やSF的な設定を持った軍団たちによる戦争で荒廃した未来を描く『ウォーハンマー40,000』。どちらも人気コンテンツであり、なおかつ『MTG』との相性がよさそうなコラボになりそうだ。
さらに、様々なアーティストがカードのデザインを手掛け、公式オンラインショップ限定で発売されるSecret Lairからも「ストリートファイター」や『Fortnite』とのコラボが発表された。
監督を「MCU」(マーベル・シネマティック・ユニバース)などで知られるルッソ兄弟がつとめることは発表されていたが、新たにプレインズ・ウォーカーのギデオン・ジュラがメインで活躍する予定だということ、2022年公開予定であることが明かされた。
Twitch上で生配信が行われ、2022年に発売予定の新たなセットや他社IPとのコラボとなるユニバースビヨンドや、様々なアーティストがカードのデザインを手掛け、公式オンラインショップ限定で発売されるSecret Lairの新情報も発表された。
なお、今後のイベントスケジュールや競技シーンへの展望などの新情報はなかった。
【画像】アーティストたちの美麗イラストや配信キャプチャ―まとめ
「イニストラード」の新カードやデジタル商品も
『MTG』では2、3ヶ月に世界観やテーマを持った新セット(エキスパンション)が発売される。近日発売予定の商品として、今回の配信では「コマンダーコレクション」や「パイオニア」用の構築済みデッキ、「Commander Legends: Battle for Baldur’s Gate」、「ジャンプスタート2022」、「ダブルマスターズ2022」「Unfinity」が発表された。
神河やドミナリア、兄弟戦争が復活。2022年の発売予定セット
続いて発表されたのが、2022年に発売を予定している4つのセット「神河:耀ける世界」「ニューカペナの街角」「Dominaria United」「The Brother's War」。「神河:耀ける世界」
「神河(カミガワ)」は日本の戦国時代を思わせるような和風の次元で、実際に「侍」などのタイプを持つクリーチャーが登場した。日本舞台のセットとして海外人気が高いものの、2005年の「神河救済」以来この次元を舞台にしたセットは発売されておらず、再登場が期待されていた。
今回の神河は以前描かれた時代から2000年が経過しており、ネオン、忍者、侍などがモチーフのサイバーパンクな世界観になるという。
「ニューカペナの街角」
「ニューカペナの街角」は、古いギャング映画に登場するような豪華な建築物やファッションが特徴的な5つの「悪の犯罪組織」が支配する新しい次元の街が舞台になる。各犯罪組織は3色の組み合わせで構成されており、プレイヤーは天使、悪魔、魔法が混ざり合った世界で犯罪組織の一員となって町の権力争いに参加することになる。
「Dominaria United」
「Dominaria United」は、『MTG』の長い歴史の中で描かれた様々な次元の存在する多元宇宙の中心的な次元「ドミナリア」を舞台にしたセット。2023年で30周年を迎える『MTG』は、この「Dominaria United」を皮切りにアニバーサリーへと突入。
これまでに様々な物語が生まれた地を舞台に、新たな冒険が描かれる。
「The Brother's War」
「The Brother's War(兄弟戦争)」は、『MTG』初期にして最も重要なストーリーの1つをテーマにしたセット。『MTG』を代表するキャラクターであるドミナリア出身のウルザとミシュラの兄弟が引き起こした「兄弟戦争」はドミナリアという世界そのものにまで影響を与え、後に様々な物語が生まれるきっかけをつくった。
このセットではこの兄弟戦争の主要な出来事を紹介しつつ、他者の視点や声にもスポットライトを当てることで新たな歴史の一面を描き出す。
また、巨大ロボットや壮大なマシンといった強力なアーティファクトたちも登場予定。これまでのアーティファクトが中心となったセットでは環境に大きな影響を与える強力なカードが多く登場してきたこともあり、ゲームプレイの点からも要注目だ。
『指輪物語』『ウォーハンマー40,000』「ストリートファイター」『Fortnite』とのコラボも発表
さらに、発表会ではユニバースビヨンドやSecret Lairの情報も発表。ユニバースビヨンドでは映画『ロード・オブ・ザ・リング』の原作小説『指輪物語』とミニチュアゲームの『ウォーハンマー40,000』とのコラボが発表。 言わずと知れたファンタジー作品の金字塔である『ロード・オブ・ザ・リング』と、様々な神やSF的な設定を持った軍団たちによる戦争で荒廃した未来を描く『ウォーハンマー40,000』。どちらも人気コンテンツであり、なおかつ『MTG』との相性がよさそうなコラボになりそうだ。
さらに、様々なアーティストがカードのデザインを手掛け、公式オンラインショップ限定で発売されるSecret Lairからも「ストリートファイター」や『Fortnite』とのコラボが発表された。
Netflixでのアニメ化にも続報
2019年に発表されていたNetflixでのアニメ化についても最新情報が発表。監督を「MCU」(マーベル・シネマティック・ユニバース)などで知られるルッソ兄弟がつとめることは発表されていたが、新たにプレインズ・ウォーカーのギデオン・ジュラがメインで活躍する予定だということ、2022年公開予定であることが明かされた。
【画像】アーティストたちの美麗イラストや配信キャプチャ―まとめそしてきたる2022年後半……ついに「マジック:ザ・ギャザリング」が、Netflixアニメシリーズとして登場!
— マジック:ザ・ギャザリング (@mtgjp) August 24, 2021
稀代の勇者にして我々の愛すべき友、ギデオンも活躍する完全新作ストーリーが展開予定です。どうぞお楽しみに! #mtgjp pic.twitter.com/6hlBGZlrl1
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