コインチェックがサッカー選手のレアカードを販売

コインチェックがサッカー選手のレアカードを販売
コインチェックがサッカー選手のレアカードを販売

『Sorare』レアカード(NFT)/画像はCoincheck Blogより

POPなポイントを3行で

  • CoincheckがサッカーDTCGのレアカード販売
  • ネイマールなど有名選手49枚
  • NFTで担保されるDCGのプレミア価値
サッカーゲーム『Sorare』のレアカード(NFT)が、NFTマーケットプレイス・Coincheck NFT(β版)で8月26日(木)12時より販売される。

8月10日より『Sorare』の取り扱いを開始したCoincheck NFT(β版)では、当初8月17日にレアカード(NFT)の販売が予定されていたが、準備段階において不備が発見されたため。延期およびカード(NFT)内容が変更されていた。

ネイマール選手やレヴァンドフスキ選手など、有名選手のレアカード49枚がCoincheck NFT(β版)およびSorare上で販売される。決済に利用可能な暗号資産はイーサリアム(ETH)だ。

出品選手の一覧/画像はCoincheck Blogより

現実の選手のパフォーマンスがスコアに反映される『Sorare』

『Sorare』は、現実の試合の戦績がゲームのスコアに反映されるデジタル・トレーディングカードゲーム(DCG)。

世界中のクラブチームから選手を集めて自分だけのチームをつくり、現実の試合のパフォーマンスから算出された選手のスコアを、シーズン終了時までにどれだけ貯められるのかを競い合うゲームだ。

高スコアを獲得し上位にランクインしたユーザーには、シーズン終了時にイーサリアム(ETH)やレアカードなどの賞品が贈られる。

なお、『Sorare』がライセンス提携する世界140以上のクラブの中には、日本のJリーグに加盟する全チームも含まれている。

クリロナのカードが約3,200万円で売却

『Sorare』で特筆すべきな、使用されるカードがNFTである点だ。

NFT(非代替性トークン)とは、ノン・ファンジブル・トークンの略称。証明と記録で所有者を特定できるブロックチェーン技術を活用し、複製が容易なデジタルデータの「オリジナル」の価値を担保する仕組みだ。

近年、アナログTCG『Magic: The Gathering』や『ポケモンカードゲーム』のレアカードが超高額で取引され、ある種の投資・投機対象として注目されているが、複製が容易であり、あまりレアリティが意味を持たない従来のDCGでは、カードにプレミア価値を付加しにくいという弱点を抱えていた。

しかし、『Sorare』のカードはNFTなので、従来のアナログTCGと同様に、公式サイトやNFTマーケットプレイスなどを通してカードを売買することができる。

実際に、クリスティアーノ・ロナウド選手のカードは、2021年3月14日に28万9,920ドル(約3,200万円)で売却されている。

狂騒的人気、トレーディングカードゲームの現在

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