コロプラは、スマートフォン向けゲームアプリ『白猫プロジェクト』を巡る特許権侵害訴訟について、任天堂との和解成立を発表した。
任天堂の特許に対して、コロプラが今後のライセンスを含めた訴訟の和解金を支払い、任天堂が訴えを取り下げる形だ。
両者は、任天堂がコロプラに対し、2017年12月で特許権侵害に関する訴訟を提起。『白猫プロジェクト』の提供の差し止めや損害賠償などを請求していた。
2018年1月にコロプラが任天堂側からの提訴を発表して以降、現在に至るまで、時間の経過とともに損害賠償請求金額が上乗せされ注目を集めていた。
以降、1年以上にわたり説明していたが、任天堂には受け入れられずに、2017年12月22日付で訴訟を提起され、タイトル差し止めや44億円の損害賠償を請求された。
その後、事態は進展しない状態が続き、2021年2月には、任天堂が時間経過を理由に賠償額を49.5億円に増額。同年4月には同じ理由で96.6億円に倍増した。
4月の増額時にコロプラは発表で、「当社のゲームが任天堂の特許権を侵害する事実は一切無いものと確信しており、その見解の正当性を主張していく方針です」と説明していた。
両社からプレスリリースとして発表された内容では、和解条件について秘密保持義務により公表できないと報告。
なおコロプラはIR情報として、和解に伴う特別損失として2021年9月期第4四半期に訴訟関連引当金繰入額33億円を計上するとしている(外部リンク ※PDF)。
任天堂の特許に対して、コロプラが今後のライセンスを含めた訴訟の和解金を支払い、任天堂が訴えを取り下げる形だ。
両者は、任天堂がコロプラに対し、2017年12月で特許権侵害に関する訴訟を提起。『白猫プロジェクト』の提供の差し止めや損害賠償などを請求していた。
2018年1月にコロプラが任天堂側からの提訴を発表して以降、現在に至るまで、時間の経過とともに損害賠償請求金額が上乗せされ注目を集めていた。
コロプラと任天堂、訴訟の経過
コロプラは2016年9月に、『白猫プロジェクト』のタッチパネル上でキャラクターを操作する技術などが、任天堂保有の特許を侵害していると指摘を受けた。以降、1年以上にわたり説明していたが、任天堂には受け入れられずに、2017年12月22日付で訴訟を提起され、タイトル差し止めや44億円の損害賠償を請求された。
その後、事態は進展しない状態が続き、2021年2月には、任天堂が時間経過を理由に賠償額を49.5億円に増額。同年4月には同じ理由で96.6億円に倍増した。
4月の増額時にコロプラは発表で、「当社のゲームが任天堂の特許権を侵害する事実は一切無いものと確信しており、その見解の正当性を主張していく方針です」と説明していた。
両社からプレスリリースとして発表された内容では、和解条件について秘密保持義務により公表できないと報告。
なおコロプラはIR情報として、和解に伴う特別損失として2021年9月期第4四半期に訴訟関連引当金繰入額33億円を計上するとしている(外部リンク ※PDF)。
\決算情報/
— コロプラ公式アカウント (@colopl_pr) August 4, 2021
2021年9月期3Q(2021年4月~6月)の決算を発表いたしました。決算説明会資料を公開しております。
詳細はIRサイトをご覧ください。https://t.co/EqByEed3w6 pic.twitter.com/WhLrp7VLn3
様々な権利を巡って
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