東海オンエアの二次創作や「切り抜き」をUUUMがライセンス化 対象拡大も予定

東海オンエアの二次創作や「切り抜き」をUUUMがライセンス化 対象拡大も予定
東海オンエアの二次創作や「切り抜き」をUUUMがライセンス化 対象拡大も予定

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POPなポイントを3行で

  • UUUMが二次創作を許諾するライセンス制度開始
  • 公式も注目するファン活動・切り抜き
  • UUUMも「認知拡大の機会創出にもつながる」とコメント
YouTuber事務所・UUUMが専属クリエイターのうち一部の対象者に関して、「二次創作ライセンス許諾プログラム」をスタートしたことを発表した。

同プログラムに参加することで、切り抜きなどの二次創作コンテンツの投稿者が公認の下でチャンネルを収益化・収益の分配を受けることができるようになる。

現在プログラムの対象としては、東海オンエアが挙げられている。

公式も注目するファン活動・切り抜き文化

現在、多数のクリエイターが参加しているYouTube。そのコンテンツはとても1人が追い切れるような量ではなくなっており、特に生配信などの長時間のコンテンツを最初から最後まで視聴するのにはかなりのエネルギーが必要となる。

そういった需要からか、最近注目を浴びているのが有名YouTuberの配信やコンテンツの面白い部分をピックアップして投稿する「切り抜き」文化だ。

ゲーム実況者/配信者が名プレイを編集して投稿している場合(モンタージュ動画)もあるが、YouTuberやバーチャルYouTuberの配信切り抜きはもともとユーザー同士の文化として始まった2次創作としての文化であり、権利的にはグレーなものだった。
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しかし、宣伝としての効果も大きくANYCOLOR社の運営するVTuberグループ・にじさんじや、キヨさん、レトルトさん、牛沢さん、ガッチマンさんらの実況者グループ・TOP4は公式切り抜きチャンネル開設。 生配信の切り抜き文化の火付け役となったひろゆきさんや、動画配信者・加藤純一さんには本人や動画運営元からの公認を受けた切り抜きチャンネルが存在していたりと、公式側がファン活動を取り込む動きもあった。
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そういった流れの1つとして、今回プログラムに参加している東海オンエアからは、メンバーの虫眼鏡さんの個人チャンネル「虫眼鏡の放送部」などにおいて、UUUMの審査を経た公認切り抜きチャンネルが存在していた。
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UUUMも切り抜きに対して「認知拡大の機会創出にもつながる」とコメント

今回の「二次創作ライセンス許諾プログラム」開始に際し、UUUMは二次創作について「個人の視聴者様独自の創意工夫によって新たに付加価値をつけた創作物のことを指すと考えます。」とコメント。

切り抜きに関しては個別に「二次創作制作者が、クリエイターのコンテンツの見どころやおすすめのワンシーンをピックアップし投稿する(切り抜く)ことについて、個人の視聴者の皆さまがクリエイターを応援する方法のひとつとして捉え、また、認知拡大の機会創出にもつながると考えております。」としている。

ライセンス締結希望者は、UUUMコーポレートサイトのお問合せフォームより申請を行い、一定の条件を満たすことでYouTubeチャンネルのUUUMネットワーク加入と収益化の承認、二次創作によるアドセンス収益一部の分配を受けることができる。

なお、現在は東海オンエアのみとなっているプログラム対象クリエイターも、今後拡大されていく予定となっている。

それぞれの語るコンテンツの世界

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