この合意によって、長年協議されてきた両シリーズの権利関係が整理。
公開されたリリースには、「マクロスの映画及びテレビシリーズ続編の世界的な展開を直ちに可能とする」「Robotech実写映画の日本における公開にビックウエストが反対しないことを確認する」などの文言が並んでいます。
2月に『マクロスF』10年ぶりの完全新作も発表されたばかりの「マクロス」シリーズですが、多くのシリーズ作品を手がけてきた監督・河森正治さんも「明けない夜は無い‼︎」とツイート。April 9, we announce an important news today.
— MACROSS (@MACROSS_BIGWEST) April 9, 2021
Please check: https://t.co/JZgxS2RRVu (PC)https://t.co/NvC7XK6vc0 (Mobile)
リリースには「20年に及ぶ不一致に終止符を打つもの」ともあるため、今後の続報が楽しみな状況になっています。
今はただ一言。
— 河森正治 SHOJI KAWAMORI (@kawamoriexpo) April 9, 2021
明けない夜は無い‼︎‼︎!❗️There’s no night that sees a dawn!!!!!❗️https://t.co/fuPqU0L5Zo #マクロス #macross #河森正治 #shojikawamori pic.twitter.com/OCx20ZCdBG
「マクロス」のビックウエスト、「ロボテック」のハーモニーゴールド
「マクロス」シリーズは、ビックウエストをはじめとする関係各社で制作され、1982年に初放送されたアニメ『超時空要塞マクロス』を起点にした作品群。いわゆるロボットアニメにとどまらず、宇宙からの異星人との邂逅、主人公とヒロインを取り巻く複雑な恋愛描写、そしてアイドルの歌をメインに据えた作風が魅力のシリーズだ。
ハーモニーゴールドUSAは、この「マクロス」シリーズから『超時空要塞マクロス』『超時空騎団サザンクロス』『機甲創世記モスピーダ』の3作を再編集し、「ロボテック」シリーズとして展開してきました。
両社はこれから、「マクロス」「ロボテック」両シリーズの展開に関して協力することを表明しています。
ビックウエスト、ハーモニーゴールドUSA両代表のコメント
ビックウエスト代表取締役 大西加紋さん
歌姫の歌を背景に、銀河で活躍する変形するリアルなメカ、バルキリー、歌姫とパイロットの三角関係の恋愛模様によって特徴付けられる物語。そんなコンセプトで製作され、今後も紡がれる「マクロス」シリーズを、40周年を迎える今、全世界の方々にお届けできることをうれしく思います。HG会長フランク・アグラマ氏の勇気ある決断に深く感謝いたします。
ハーモニーゴールドUSA会長 フランク・アグラマさん
これは、Harmony Goldとビックウエストの双方、そしてアニメ業界全体にとって、較べるものの無い歴史的な瞬間です。また、世界中のRobotechとマクロスのファンにとっても、驚くべき瞬間です。私は、私の友人、ビックウエストの代表取締役、大西加紋氏の尽力により、お互いのシリーズを守り、両社にとってより良い明日を築く、この念願の解決に我々が至ったことに感謝します。
歴史に名を残す大作
この記事どう思う?
関連リンク
0件のコメント