『呪術廻戦』EDで話題の五十嵐祐貴がアニメスタジオ設立 星野源のMVを制作

「異世界混合大舞踏会 (feat. おばけ)」

アニメ『呪術廻戦』のEDを1人で作画したことで話題になった五十嵐祐貴さんが、アニメーションスタジオ「OUTLINE」を設立した。

1作目となる星野源さんの楽曲「異世界混合大舞踏会 (feat. おばけ)」のMVが公開されている。

OUTLINEは、『ペンギン・ハイウェイ』を制作したスタジオコロリドなどを抱えるアニメーション制作グループ・ツインエンジンの組織・ツインエンジンEOTAの中のクリエイティブユニットとなる。

【画像6点】「異世界混合大舞踏会 (feat. おばけ)」MVのカット

五十嵐祐貴「失敗しても良いからやってみたかった」

OUTLINEの立ち上げは『創聖のアクエリオン』や『マクロス F』などを手がけ、株式会社エイトビットを創業した元代表取締役・葛西励さんの支えを受けてのもの。

五十嵐祐貴さんは、スタジオを立ち上げた経緯に関して「シンプルに『失敗しても良いからやってみたかった』」とコメントしている。

また、スタジオのコンセプトとして、「魅力的なキャラづくり」「最先端アクションの追求」「上を目指せる育成の場」を掲げている。

五十嵐祐貴さんのコメント全文
スタジオを立ち上げた経緯に関しては、シンプルに「失敗しても良いからやってみたかった」の一言に尽きます。もう少し深く掘り下げると、僕が業界を目指すきっかけとなった、宮崎駿さんや富野由悠季さん、庵野秀明さん、あるいはその周辺のクリエイターのみなさんが50、60歳、それどころか70、80歳になっても第一線で嬉々として作品を作っている姿を見て、単純にこうなりたいな、と思いました。それと同時に今の働き方をしていて本当にその未来が待っているのかなと問うた時に、違うな、という気持ちも強くあったのです。
ここ5、6年のアニメを取り巻く環境の変化はかなり劇的でした。人材不足や求められるクオリティの高騰に各社かなり頭を悩ませ、仕事の過集中による疲弊と、人材と作品のリセット...。こんなことをしていては干上がってしまう。そもそも僕がアニメーターになろうとした根底には、アニメを“楽しく”、そして“作り続けたい”、という思いがあったはずです。
先達の方々にあって自分にはないものはなんでしょうか。大きくは「作りたいものを作る」と「それで商売をする」のバランスを考えてその状態を「チームで継続する」ということなのかなと思いました。そういった気持ちから演出や監督などの作画以外の業務も請け負うようになり、より広い視点でアニメに携われるように活動していましたが、縁あってこのようにスタジオを作って腰を据えて新たな挑戦をする機会を頂きました。長い目で応援してくださると幸いです。

アニメ『映像研』や『呪術廻戦』で発揮した技量

五十嵐祐貴さんは、アニメ『映像研には手を出すな!』第3話のコンテ・演出・作画監督・デザイン、さらに映像の6割の原画を担い、その鬼才ぶりを発揮したアニメーター。

アニメ『呪術廻戦』のEDでは、音楽に合わせて登場人物たちが踊るスタイリッシュなアニメーションの作画を1人で行い、公開半年で2000万再生を突破した。
TVアニメ『呪術廻戦』EDムービー

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