17歳シンガーte’resaの選択「バーチャルはアイデンティティの障壁を超える」

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「夢とはなにか」はその時の自分次第

──バーチャルの姿を生かしたモデル活動もこなせるというのは強みになりますね。te'resaさんは今後、新しい世界で活躍する一人のイノベーターになっていく人だと思います。そんなte'resaさんから見て、アフターコロナの世界はどうなっていると思いますか?

te'resa 衰退するものは衰退し、進化するものは進化する──アフターコロナの世界は大きく変わっているんじゃないでしょうか。

仮想空間でも実現可能なことはどんどん広がっていて、そのスピードは加速していく一方で、信じられないものも増えてきている。
その中で、カルチャーや音楽に根ざした私の存在がひとつの転換点になったらいいと思ってます。

──たしかに、世界は加速度的に変化していますよね。te'resaさんはそれをどう受け止めていますか?

新しいものを生むのでいいと思います。自分も共に変化していきたいです。

けど、どうしたって二極化や分断が起こる気がするから、とにかく悲しい世界にはならないといいなって

身の回りの大切な人のことは変わらず大事にすることを忘れないでほしいです。

──ありがとうございます。最後に、将来の夢があれば教えてください。

te'resa 何歳になっても、常に大きな夢を掲げて生きていたい。その時の状況で夢や目標は変わるものだから「夢とはなにか」はその時の自分次第です。今後も新しいことにひたすら挑戦し続けたいと思っています。

今夜のKAMITSUBAKI STUDIOの番組で発表になったことがあって、今後はIMAGINARY STUDIOという新スタジオとKAMITSUBAKI STUDIOの両方に所属することになりました。

IMAGINARYはより海外へアプローチできるチャンスを獲得していこうっていう場になっているので、私に血が流れているアジアに私の存在を届けたいです。まずは。

──楽曲制作も進んでいて何曲かストックがある状態みたいですが、どんな楽曲になっていますか?

te'resa 今まで重めな楽曲が多かったんですが、少し切なくてメロディアスに仕上げた楽曲や、ポップで軽い楽曲にも挑戦しています。

今制作している1曲特に好きな詞の部分があって、「たとえ全てを失ってしまうほど厳しい挑戦だとしても、今この瞬間得られるものを掴み取る」という一節があり、私らしい…力強い気持ちが表現できているんじゃないかなと思っています。

最もバーチャルで、最もリアルな存在

私たちは今や誰もがネットの顔とリアルの顔を持っていて、その境目は常に曖昧になっている。それはte'resaさんも同じ。17歳のお年頃な高校生でもあるし、新進気鋭のバーチャルシンガーでもある。

te'resaさんの外見的な強さ、曲のかっこよさに引っ張られて、彼女のことを「遠い世界の人」と感じてしまう人もいるかもしれない。けれど、楽曲には確かに彼女の意思と思春期ならではの弱さが内在している。

今までで最もバーチャルで、最もリアルな存在。それがバーチャルシンガー・te'resaさんのアイデンティティ。唯一無二の存在として、ポストコロナ時代を先駆していくことだろう。

バーチャル時代のアイデンティティ

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