制作したのは、ARクリエイターの青絵(@aoepng)さん。以前、KAI-YOUで紹介した「足して2で割った顔」も手がけています。 「顔を手でサッ」とやることで別人に変わる映像も、目や口、自分の顔の表情にあわせて動くという完成度の高さが反響を呼んでいます。
制作のきっかけは『怪人二十面相』
「映画でよく観る」と一口に言っても、果たしてどの映画なのか。着想を得た作品について青絵さんに聞いてみると、「映画に限って言いますと『K-20 怪人二十面相・伝』という日本映画です」とコメント。さらに、「もう少し幅広くイメージソースを挙げると、中国伝統芸能の「変面」、『名探偵コナン』の怪盗キッドやアニメ『ルパン三世』など、子供の頃に見た映像も当てはまります」とのこと。
ユーザーの反応について青絵さんは「顔をサッと変える動作というのは皆さんどこかしらで見ていて、視聴者の心に残るシーンなんだと考えさせられました」と振り返りました。
注目したい『Game of Thrones』のAR
「顔を変える」キャラクターといえば、KAI-YOUでもプッシュしているドラマ『Game of Thrones』(ゲーム・オブ・スローンズ)に登場する「アリア・スターク」というキャラクターもそのひとり。世界でもっとも熱狂を生み出していると言っても過言ではない同作は、ついに4月15日(日本時間)に最終章となるシーズン8が始まり、Twitterツイッターでは世界中で「#GameofThornes」がトレンド入りするなど話題を呼んでいます。
KAI-YOUでは鑑賞会(参加者2名)が開催されるほどだったこともあり、大変唐突ながら青絵さんに「アリア・スターク知っていますか⁉️」と興奮気味に聞いてしまいました。KAI-YOU Premiumのコンテンツ準備のため、『ゲーム・オブ・スローンズ』最終章のリアタイ鑑賞会してる。#ゲースロ #ゲームオブスローンズ
— にいみなお (@NAO_NIM) 2019年4月15日
すると「『Game of Thrones』を手掛けるHBO(ケーブルチャンネル)は、作品のプロモーションに早くからARを取り入れており、その出来がどれもクオリティが高く注目している」とのこと。
そのいくつかを紹介していただきました。
ドラマ『ゲーム・オブ・スローンズ』のARプロモーション
— 青絵.ar (@aoepng) 2019年3月10日
垂れ幕にカメラを向けると、このドラマの一つの要素でもある「剣」の交わる音と「血」が飛び散る演出
ドラマのイメージを端的に表しつつも訪れた人にとっては忘れられない体験を与えてくれる刺激的なAR実例ですpic.twitter.com/v9wb24ju1h
この、エンブレムとARの組み合わせカッコイイ!!
— 青絵.ar (@aoepng) 2019年3月9日
ドラマ「ゲーム・オブ・スローンズ」のテレビ放送局HBOによるARプロモーションで、火の粉と、炎の音が響く
ゲームやドラマの世界で目にしたものが、実際に同じような体験として触れることが出来るのは面白いな~!pic.twitter.com/XohBc6olu9
どの映像も作品の世界観を再現するようなリアルで高いクオリティに仕上がっています。#TopStory: #AR : @comogard: 'Woah! Snapchat #AugmentedReality Landmarker for #GameofThrones on #Flatiron building NYC is incredible - including pretty accurate segmentation and occlusion for the surrounding buildings ' pic.twitter.com/vPcTEscDr8, see more https://t.co/ph1IB3G87H
— Always looking (@PekkaPuhakka) 2019年4月15日
「足して2で割った顔」のときにも、「可能性を感じる最先端AR技術」についても解説していただいているので、あわせて読んでみるのもオススメです。
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