連載 | #258 ポップな動画を紹介してみた

顔を「手でサッ」とやると別人に 映画で見た光景をAR技術で再現

青絵さんによる「顔を手でサッ」とやると別人になるAR動画

POPなポイントを3行で

  • 「顔を手でサッ」とやると別人になるARが話題に
  • 目や口も、表情にあわせて動くという完成度
  • 『Game of Thrones』プロモAR技術も紹介
顔の前に手をかざすだけで別人の顔になる──映画でよく観る「顔を手でサッ」とやる光景をAR技術で再現した映像がTwitterで公開され話題になりました。

制作したのは、ARクリエイターの青絵@aoepng)さん。以前、KAI-YOUで紹介した「足して2で割った顔」も手がけています。 「顔を手でサッ」とやることで別人に変わる映像も、目や口、自分の顔の表情にあわせて動くという完成度の高さが反響を呼んでいます。

制作のきっかけは『怪人二十面相』

「映画でよく観る」と一口に言っても、果たしてどの映画なのか。着想を得た作品について青絵さんに聞いてみると、「映画に限って言いますと『K-20 怪人二十面相・伝』という日本映画です」とコメント。

さらに、「もう少し幅広くイメージソースを挙げると、中国伝統芸能の「変面」、『名探偵コナン』の怪盗キッドやアニメ『ルパン三世』など、子供の頃に見た映像も当てはまります」とのこと。
Michael Jackson - Black Or White (Shortened Version)
そんな作品から生まれた映像には、「マイケルジャクソンのPV思い出しました」「リアルマネマネの実の能力」「まるで笑い男だ!」「大魔神」など多くの反響が寄せられる結果に。

ユーザーの反応について青絵さんは「顔をサッと変える動作というのは皆さんどこかしらで見ていて、視聴者の心に残るシーンなんだと考えさせられました」と振り返りました。

注目したい『Game of Thrones』のAR

「顔を変える」キャラクターといえば、KAI-YOUでもプッシュしているドラマ『Game of Thrones』(ゲーム・オブ・スローンズ)に登場する「アリア・スターク」というキャラクターもそのひとり。

世界でもっとも熱狂を生み出していると言っても過言ではない同作は、ついに4月15日(日本時間)に最終章となるシーズン8が始まり、Twitterツイッターでは世界中で「#GameofThornes」がトレンド入りするなど話題を呼んでいます。 KAI-YOUでは鑑賞会(参加者2名)が開催されるほどだったこともあり、大変唐突ながら青絵さんに「アリア・スターク知っていますか⁉️」と興奮気味に聞いてしまいました。

すると「『Game of Thrones』を手掛けるHBO(ケーブルチャンネル)は、作品のプロモーションに早くからARを取り入れており、その出来がどれもクオリティが高く注目している」とのこと。

そのいくつかを紹介していただきました。 どの映像も作品の世界観を再現するようなリアルで高いクオリティに仕上がっています。

「足して2で割った顔」のときにも、「可能性を感じる最先端AR技術」についても解説していただいているので、あわせて読んでみるのもオススメです。

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