7月13日(土)〜8月4日(日)にかけて、美術家の藤城嘘さんの個展「キャラクトロニカ」が東京都江東区にあるEARTH+ GALLERYにて開催される。キュレーターは辻憲行さん(芸術係数)。
藤城嘘さんはインターネット上の作家を集め、人力SNS集団と称される「ポストポッパーズ」主宰、またアート集団「カオス*ラウンジ」では前代表をつとめるなど、精力的に活動するアーティスト。常にアニメ、マンガ、ゲームというポップカルチャーにおけるキャラクターをモチーフとして作品制作を行うほか、率先してTwitterやpixiv、お絵描き掲示板といったSNS空間で活躍する作家やクリエイターを巻き込む行動力によって、ネット上の作家がリアルのギャラリーで展示するというモデルケースをつくったということでも多方面から評価されている。
代表的なインスタレーション作品「破滅*ラウンジ」(2010年)をはじめ、集団制作の機会が多かった藤城さんだが、今回の展覧会では、そのタイトルと同名の新作絵画シリーズ 「キャラクトロニカ」を発表する。「キャラクター」という概念を描き続けてきた藤城さんのこれまでの実践を象徴するような作品であると予告されているだけあって、必見だといえるだろう。
「キャラクトロニカ」展は、会場の構造を活かした2部構成となっており、ギャラリー空間では上述の新シリーズに加え、3.11後に被災地を訪れた経験をきっかけに制作された2枚組の大作「Day」と「Night」などの絵画作品も展示される。また、ラウンジ空間では藤城さんの過去作品やドローイング、作品制作の資料、収集物などがインスタレーションされたカフェエリアとして機能するようだ。
なお、7月20日(土)には評論『ゴーストの条件』の著者である批評家・村上裕一さん、7月27日(土)には表彰文化論の研究などで知られる石岡良治さんとのトークイベントも開催されることもあり、是非ともうかがってみたいところだ。
藤城嘘さんはインターネット上の作家を集め、人力SNS集団と称される「ポストポッパーズ」主宰、またアート集団「カオス*ラウンジ」では前代表をつとめるなど、精力的に活動するアーティスト。常にアニメ、マンガ、ゲームというポップカルチャーにおけるキャラクターをモチーフとして作品制作を行うほか、率先してTwitterやpixiv、お絵描き掲示板といったSNS空間で活躍する作家やクリエイターを巻き込む行動力によって、ネット上の作家がリアルのギャラリーで展示するというモデルケースをつくったということでも多方面から評価されている。
代表的なインスタレーション作品「破滅*ラウンジ」(2010年)をはじめ、集団制作の機会が多かった藤城さんだが、今回の展覧会では、そのタイトルと同名の新作絵画シリーズ 「キャラクトロニカ」を発表する。「キャラクター」という概念を描き続けてきた藤城さんのこれまでの実践を象徴するような作品であると予告されているだけあって、必見だといえるだろう。
「キャラクトロニカ」展は、会場の構造を活かした2部構成となっており、ギャラリー空間では上述の新シリーズに加え、3.11後に被災地を訪れた経験をきっかけに制作された2枚組の大作「Day」と「Night」などの絵画作品も展示される。また、ラウンジ空間では藤城さんの過去作品やドローイング、作品制作の資料、収集物などがインスタレーションされたカフェエリアとして機能するようだ。
なお、7月20日(土)には評論『ゴーストの条件』の著者である批評家・村上裕一さん、7月27日(土)には表彰文化論の研究などで知られる石岡良治さんとのトークイベントも開催されることもあり、是非ともうかがってみたいところだ。
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