フード専用3Dプリンターが登場! レシピデータから調理可

フード専用3Dプリンターが登場! レシピデータから調理可
フード専用3Dプリンターが登場! レシピデータから調理可

「FOODINI」のプリプロダクションモデルの画像

デジタルデータを入力すると、樹脂などの素材を使って、3Dモデルを出力・制作することができる3Dプリンター。レーザーカッターと並んで近年注目されているこのガジェットだが、とうとう本物の食べ物を出力できる3Dプリンターが登場し、話題を集めている。

食べ物を出力できるフードプリンター「FOODINI」

FOODINI A 3D FOOD PRINTER
今回、話題となりつつある食べ物を出力できる3Dプリンターは、その名も「FOODINI」。現在世界最大のクラウドファンディングサービス・Kickstarterにて、その制作資金を募集するプロジェクトがスタートしていて、999ドル(約10万円)で手に入れることができるというものだ。

食べ物をプリントする、というと、ケミカルな素材を使った原色で彩られたSFフード、みたいなものを想像をしてしまうが、「FOODINI」はそのようなものではない。 「FOODINI」が目指すのは、新鮮な素材を使い3Dプリンターで調理することで、家庭料理の楽しみ方を更新させることだ。ユーザーは、自分が気に入った食材をフードプロセッサーなどを使って「素材」に加工し、専用の器具にそれを詰めることから始める。

素材をセットしたら、ダウンロードしたレシピの中から、つくりたいものを選択すると調理が開始される。用意されているメニューは「ミニバーガー」「ピザ」「かぼちゃのニョッキ」など様々だ。 動画を見ると、素材を使った調理はもちろんのこと、ソースを使った鮮やかな装飾を皿に施すこともできるようだ。

食卓を家庭が囲む楽しさを、テクノロジーによって再構築させるようなこのガジェット。ぜひ一度つくられた料理を味わったみたい。
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