名前は「Sack-Shooter」直訳すると「袋シューター」
まるでスパイダーマンのように袋を出すことができるこれ、名前は「Sack-Shooter」といいます。直訳すると「袋シューター」。コンビニでマイバックを取り出すのに手間取るので、手首から袋を射出するメカを製作しました!#SackShooter pic.twitter.com/VmfFFj6M2a
— Tsukasa-3D (@Tsukasa_3D) July 12, 2020
機能も名前もシンプルイズベストなこのアイデアを考えたのは、現役大学院生のプロダクトデザイナー・Tsukasaさん。
袋をセットするときの「カチッ」って音とか、妙に童心をくすぐってくれます。
マイバッグが取り出せない! 会計するときあるある
制作のきっかけは、会計時にマイバッグを取り出すのに手間取ったことだとか。7月1日から全国で始まったプラスチック製の買い物袋の有料化に比例して、マイバッグの需要も上がっていますよね。
経済産業省の公式サイトでも広報されているように、世界規模での石油資源の枯渇問題、海洋プラスチックごみ問題などの社会課題への対策として実施されている有料化。
Tsukasaさんも「以前から野生動物がビニール袋を誤って食べてしまうことなどには課題意識を持っておりました。袋の有料化は、環境問題について議論するきっかけになると思います」と話します。
現在は購入した袋を数回繰り返して使ったのち、最終的にゴミ袋として使用しているそうです。
3Dプリンターの大きな恩恵
そもそもTsukasaさんがものづくりにハマったのは、「幼少期に折り紙に興味を持ったのがきっかけ」。ものづくりに役立つノウハウや製作活動をYouTubeにアップしています。
— Tsukasa-3D (@Tsukasa_3D) July 12, 2020
近日中に、このメカの仕組みや開発プロセスの解説動画もUPしますので是非チェックしてみてください!https://t.co/jsubh81AUv
以来ものづくりにハマり、高等専門学校に入学した頃に3Dプリンターと邂逅。
デザインをすぐに実現できるところに感動し、今では自宅に2台ある3Dプリンタを使って、「Sack-Shooter」のほか、いろんなものをつくっているそうです。 考えたデザインがすぐに形にできるというのは、頭のなかにアイデアが溢れている人にとっては大きな恩恵ですよね。
Adobeが展開するクリエイティブソフトや、DTMを一般化させた数々の音楽制作ソフトなど、一昔前では考えられなかった実践的なツールが、今では万人に開かれています。
同じくすでに家庭用も普及している3Dプリンターも、Tsukasaさんのようにアイデアを形にしたい人の右腕になって、今日も創造への扉を開いているのでしょうか。
すごいぞ3Dプリンター
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