東映版スパイダーマンが、アニメ映画『スパイダーマン:ビヨンド・ザ・スパイダーバース』に登場する…という噂を海外メディア「The Cosmic Circus」が報じている(外部リンク)。
同メディアでは、在籍するライターで業界関係者のAlex Perezさんからのリークとして、Marvel Studiosにまつわる情報を掲載。
その中で「日本のスパイダーマンは『スパイダーマン:ビヨンド・ザ・スパイダーバース』に登場するか」との質問に、「スパイダーマンとレオパルドンは登場する(Supaidaman and Leopardon will be in Beyond the Spider-Verse)」とAlex Perezさんが答えている。
特撮として人気を集めた東映版スパイダーマン
東映版スパイダーマンとは、1978年から1979年にかけて東映が実写化し、日本で放送された特撮ドラマ版のスパイダーマンのこと。
CGを使わず、ビルの壁を登り天井を這うアクションを再現。スパイダーマンが名乗る際のセリフ「地獄からの使者、スパイダーマッ!」や、巨大変型ロボット・レオパルドンの存在感とともに、視聴者に強烈な印象を残した。
近年では、ニコニコ動画などへ違法アップロードをきっかけに、インターネットミームとしての知名度も高い。
過去にも噂されてきた東映版スパイダーマンの登場
今回の情報は関係者からのリークということもあり、その信憑性については不明。
しかし、東映版スパイダーマンの「スパイダーバース」シリーズへの登場は、これまでにも報じられてきた。
第1作である『スパイダーマン:スパイダーバース』では、主人公が自室でスケッチするシーンにレオパルドンが登場。
続編の『スパイダーマン:アクロス・ザ・スパイダーバース』のティザー映像では、東映版テイストのロゴマークが一瞬だけ登場する。
さらにプロデューサーをつとめるフィル・ロードさんは2019年、Xにてファンからのリプライに、「(東映版スパイダーマンは映画向けに)キャラクターデザイン済み」と回答していた。
「スパイダーバース」第3作に登場なるか東映版スパイダーマン
こうした経緯がありながら、第2作『スパイダーマン:アクロス・ザ・スパイダーバース』では登場しなかった東映版スパイダーマン。
しかし、そもそも原作にあたるアメコミ版『スパイダーバース』には、東映版スパイダーマンがレオパルドンと共に登場。
多種多様なアートスタイルで、様々なマルチバースのスパイダーマンたちを登場させてきた映画「スパイダーバース」シリーズだけに、今回の報道を受けて第3作目への期待は俄然高まるというものだ。
シリーズ最新作『スパイダーマン:ビヨンド・ザ・スパイダーバース』は、当初2024年3月29日に全米公開を予定していたが、米俳優組合のストライキの影響で公開時期未定となっている。
たびたび映画への登場が噂されてきた東映版スパイダーマン(とレオパルドン)。その真偽を確かめるには、最新作の公開を待つほかない。
なお、「スパイダーバース」の短編アニメーション『THE SPIDER WITHIN: A SPIDER-VERSE STORY』(原題)が、3月27日22時からソニー・ピクチャーズ アニメーションのYouTubeチャンネルで公開される。新情報の解禁にも注目だ。
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1件のコメント
匿名ハッコウくん(ID:10230)
楽しみ