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11:STUTS「夜を使いはたして feat. PUNPEE」

絶妙なグルーブを叩き出す稀代のMPCプレイヤー・STUTSさんによる初のアルバム『Pushin'』。

K.Leeさん、呂布カルマさん。Campanellaさん、KID FRESINOさんらをはじめ、ヒップホップの名手たちを次々と客演に迎えた名盤でしたが、なかでも先行配信されていた「夜を使いはたして feat. PUNPEE」の人気はライブでも別格。

アーバンソウルなトラックに、PUNPEEさんのイナタいテクニカルなラップが心地よく馴染む名曲です。

12:5lack「影道(Shadow) Feat.RUDEBWOY FACE- 」

そんなPUNPEEさんの実弟である5lackさんが12月にドロップした「影道」。RUDEBWOY FACEさんというレゲエ界のベテランを客演に迎えています。

チルなトラックを手がけるのは、Sick Teamとして5lackさんとともに活躍していたBudamunkさん。ラップ×レゲエの新たなアンセムとして定着していきそうな楽曲です。

13:C.O.S.A. × KID FRESINO「Swing at somewhere feat. コトリンゴ(Prod by jjj)」

C.O.S.A.さんとKID FRESINOさんが、PUNPEEさんらを擁するレーベル・SUMMITからリリースしたコラボアルバム『Somewhere』。

なかでも、コトリンゴさんをフィーチャリングに迎えた「Swing at somewhere feat. コトリンゴ」は、スムースな音の上を跳ねる2人のラップを、数多くのヒップホップMVを手がけるスタジオ石の映像がさらに盛り立てる屈指の名曲です。

同じくjjjさんがプロデュースする「LOVE」やほかの楽曲も同様でしたが、見た目もスタイルも対極にある両者が、ヒップホップや仲間への想いをストレートに込めた姿勢がたまりません。

14:Kiano Jones「Unknown Future」

弱冠14歳当時から先述のKID FRESINOさんや韓国ラッパーの第一人者・Okasianさんにフックアップされるなど、日本語ラップのシーンでも一線を画した存在感を放つKiano Jonesさん。

そんな彼の楽曲「Unknown Future」は、一聴しただけで既存のヒップホップとの差異が感じ取れます。楽曲はもちろん、映像やジャケット。そして、その存在も含め、圧倒的なフレッシュさを持つアーティストの1人だといえるでしょう。

なお、Kiano Jonesさんはアメリカに活動の拠点を移したいと公言しており、ライブの本数もそれほど多くないため、見れる機会があれば逃せません。

15:ハハノシキュウ「おはようクロニクル」

MCバトルの猛者として長年現場で活躍するハハノシキュウさん自身が「はじめてつくったヒップホップ」だと語る「おはようクロニクル」。

もともとは、新宿を中心に活動するアイドル・おやすみホログラムのワンマンで披露され、次なるワンマンの開催を発表するために制作されたもの。ですが、この楽曲をきっかけに後日メジャーデビューを果たすこととなりました。

その数奇な出来事の顛末は本人執筆の記事として、こちらに掲載されています。

16:KANDYTOWN「R.T.N」

11月、満を持してメジャデビューしたIOさん、菊丸さんら16名からなる東京のクルー・KANDYTOWN

Run The Nightを表す「R.T.N」は、その名の通り疾走感に溢れたディスコチューンです。ある種の"イナタさ"も抱えたラップが夜に合うクールな1曲です。

17:MONYPETZJNKMN「SCALE」

コアなヒップホップヘッズとユースから、着実に人気を集めるクルー・YENTOWNから生まれたMONYPETZJNKMN

「SCALE」は、『上』『下』という2枚のアルバムで魅せたオールドスクールかつドラッギーなラップをさらに推し進めたような中毒性のある1曲です。

なお、プロデュースは元・LEF!!! CREW!!!のDJ MAYAKUさん。この「SCALE」は、「田中面舞踏会」を主催する覆面集団・T.R.E.A.M.による全曲撮り下ろしのヒップホップコンピ『LIFE LOVES THE DISTANCE』に収録されます。

18:くるり「琥珀色の街、上海蟹の朝」

ロックバンドであるくるりが7月にリリースした「琥珀色の街、上海蟹の朝」は、今の情勢を象徴的に表す楽曲です。

往年のファンには言うまでもないですが、突然ボーカルの岸田さんがラップに目覚めたというわけではなく、2001年の3rdアルバム『TEAM ROCK』でもいち早くラップを取りいれていたり、それをきっかけにRIP SLYMEとコラボユニットを結成するなど、これまでにも意欲的にラップを自身の音楽の中で昇華していました。

ですが、やはりロックバンドとして人気を博すのがくるり。このタイミングでラップ表現を改めて取り入れたことで、ヒップホップブームの広がりを再認識した方も多いのではないでしょうか。

19:BIM「オレンジシャーベット」

THE OTOGIBANASHI'Sを率いるBIMさんが、ソロとしてドロップした「オレンジシャーベット」。

BIMさんらしいメロウなフロウとファンタジックなトラックが印象的で、夕暮れ時に聞きたいチルアウトな一曲です。

MVも、そんな楽曲のもつ世界観をそのまま体現したようなノスタルジーな映像に仕上がっています。

20:maco marets「crunchy leaves」

弱冠20歳の俊英・maco maretsさんの「crunchy leaves」も上述のBIMさんを彷彿とさせるメロウでドリーミーなトラックが心地よさ満点です。

一方で、淡々とストイックに刻まれるフロウも魅力の一つ。6月にリリースしたアルバム『Orang Pendek』のダイジェストが公開されているので、そちらも必聴です。
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