伝説のシンセが復刻──AIRAシリーズ、tofubeatsがプレイ動画公開

伝説のシンセが復刻──AIRAシリーズ、tofubeatsがプレイ動画公開
伝説のシンセが復刻──AIRAシリーズ、tofubeatsがプレイ動画公開

「First Touch : Roland AIRA series」サムネイル

2013年11月に「Don't Stop The Music」でメジャーデビューを果たした気鋭のトラックメイカー・tofubeatsさんが、音楽シーンのサウンドの土台をつくり上げてきたRolandが満を持して送り出す、往年の名機を復刻したAIRAシリーズの新機材をいち早くプレイしている動画をYouTubeに投稿した。
First Touch : Roland AIRA series

伝説的なマシンの後継機・AIRA!

RolandのAIRA (C)2014 Roland Corporation. All Rights Reserved.

AIRAシリーズは、突如「AIRA」と題された特設サイトが開設され、ティザー動画が公開。しばらく詳細が明かされることはなかったが、ファンの間ではにわかに往年の名機たちが復刻するのではないか、という期待が高まっていた。

そして2月14日に謎に包まれていたベールが剥がされ、ドラムマシン「TR-8」、ベースシンセ「TB-3」、シンセサイザー「SYSTEM-1」、ボイス・トランスフォーマー「VT-3」という、デジタル・ミュージックには欠かせない4種の異なる機材がAIRAシリーズとして新たにが発売されることがわかった。

新たに開発された「SYSTEM-1」以外はそれぞれ、「TR-8」は「TR-808/TR-909」を、「TB-3」は「TB-303」といった具合に、ファンの期待通り、Rolandがかつて発売した伝説的なマシンたちの後継機として位置付けられるものとなっている。

もちろん、ただ復刻するだけではなく、新しい操作感とアップデートされたデザインで、現代の音楽シーンにも対応できるようパワーアップして送り出される。

tofubeatsが絶賛!

Rolandは、海外の著名なアーティストやDJを招いて、まだまだ謎に包まれたこの新マシンを触ってもらうという取り組みを行っている。公式動画には、ドイツのエレクトロ・ユニットのBoys Noize(ボーイズ・ノイズ)やハウス・ユニットのHardfloor(ハードフロア)らが、初めてこのAIRAシリーズに触れている様子が収められている。

今回新たに、日本のインターネットシーンからメジャーに進出し、新世代のトラックメイカーとして注目を集めているtofubeatsさんが、同シリーズを触っている動画が公開された。 それによると、操作性は他のシンセサイザーと比較してそれほど変わっているというわけではなく、慣れれば比較的スムーズに触れるようになるとのこと。また、音質もとても優れているそうだ。 興味をひかれている方も多いだろうAIRA、気になるお値段はいずれもオープン価格とのことだが、店頭予想価格としては5万円前後ではないかと言われている。また、発売日は3月中を予定されていて、SYSTEM-1のみ5月~6月頃になる見込みと報道されている。
この記事どう思う?

この記事どう思う?

関連キーフレーズ

0件のコメント

※非ログインユーザーのコメントは編集部の承認を経て掲載されます。

※コメントの投稿前には利用規約の確認をお願いします。