もうすぐ4月ということで、いよいよ新年度がやってきますね! この春から進学・進級する方々は、新たにはじまるスクールライフやクラス替えを前に胸を躍らせているところではないでしょうか。
今回はそんなあなたにおすすめの、進学・進級前に見ておきたいアニメを紹介していきます! 甘酸っぱいラブコメディから青春をかけた部活モノ、はたまたドタバタのサークル活動まで、さまざまな学生の群像劇を描いた10本の青春アニメを厳選してみました。
待望のスクールライフ・キャンパスライフに夢を膨らませつつ、学校がはじまるまでの日々を過ごすのはいかがでしょうか。
※本記事は、過去に配信した記事を再構成した上で加筆したものとなっています。
北宇治高校吹奏楽部に所属する主人公・黄前久美子を中心に、吹奏楽に青春をかける高校生たちの姿を繊細かつ写実的に描き、多くのアニメファンの心をつかんだ人気作として知られています。
日々練習に打ち込む彼女たちの姿はもちろん、誰かにとっての「特別になりたい」という思春期ならではの気持ちや、「うまくなりたい、うまくなりたい……!」と心情を露わにした久美子のセリフに心打たれた人々も多いのではないでしょうか。
4月23日(土)からは、吹奏楽コンクール府大会までの道のりを描いたTVシリーズを振り返る『劇場版 響け!ユーフォニアム~北宇治高校吹奏楽部へようこそ~』が公開されるので、まだ見たことがないという方はこの機会にぜひ!
主人公・日向翔陽をはじめバレーボールに情熱を傾ける男子高校生たちが全国大会を目指して奮闘するという、ストーリー的には「ジャンプ」の王道を行く青春アニメなのですが、走り出してジャンプする時のカメラワークからガッツポーズの動きの滑らかさまで、とにかく映像美がハンパない。
実際に映像を見ていただければわかると思いますが、アニメ公式Webサイトでも「さらに"進化"したアニメーション表現でお届けします!」とうたっている通り、数あるスポーツアニメの中でも、映像表現にかなりの力を入れた作品として話題になっています。
チームメイト同士のアツい友情とライバル校との真剣勝負が繰り広げられるストーリーとその映像クオリティに、私もテレビの前で毎週ついつい熱狂しすぎて壁ドンされそうになりました。2016年秋から放送が発表されている第3期が、今から楽しみで仕方ありません。
過去のある出来事を境に音楽から離れていた坂井和奏、発表会での失敗や顧問との対立をきっかけに声楽部を退部した宮本来夏、騎手を目指す来夏の親友・沖田紗羽など、それぞれ異なる境遇の5人がひとつの歌を紡ぎ上げるまでの物語が描かれます。
発表会への出場や文化祭「白祭」でのミュージカルなど、江ノ島を舞台に繰り広げられる高校生最後の夏にかけた彼らの挑戦に、誰もがこんな充実したスクールライフを送ってみたい! と思うこと間違いなしでしょう。
そして、ひとりひとりがそれぞれの夢に向かってひた走る姿や、和奏や来夏にまつわる過去のエピソードも涙なしには見られません。
学校生活を楽しむこともできず自堕落な生活を送っていた高校生・岡崎朋也が、病弱で学校を休みがちだった古河渚をはじめとしたさまざまな境遇のヒロインたちと出会い、交流を通して成長していく様子を描いた物語となっています。
高校を卒業した朋也たちのその後を描いた続編「AFTER STORY」では、仲違いしていた朋也の父や、家族になった渚とその娘・汐との交流など、家族との絆が印象的に描かれます。
単なる青春アニメの枠を超えた友情、愛情、そして家族の絆と、「CLANNADは人生」とネット上で評されるその真髄を、とくとご覧あれ。
少子化の影響や価値観の多様化により高校に通う生徒が少なくなった2035年、廃校の危機に立たされた私立聖桜学園に転校してきた主人公・まなびこと天宮学美が、転入早々生徒会長となって、周りのクラスメートを巻き込みながら学園を盛り上げていきます。
まなびの座右の銘である「まっすぐGO!」という通り、ちょっとやりすぎ? なくらいに猪突猛進していく彼女とその仲間たちの姿にクスッとなりつつも、何事もアグレッシブに頑張ろうと勇気をもらえるはず。
本編のメディアミックス展開は、TVアニメが放送された2007年に一旦完結を迎えましたが、2015年から2016年にかけてWebコミックサイト「ファミ通コミッククリア」にて新作『まなびストレート!SAKRA』が連載されました。
彼らやその周りの人物が織りなす恋愛模様はもちろん、サークル活動に新歓コンパ、学園祭など、キャンパスライフならではのイベントが目白押し。
大学生であれば「あるある」と思ってしまう場面もある一方、「こんなリア充キャンパスライフを送りたかった……」と嘆く人も多かったのでは? 私もこのリア充どもめ! と思いながら、放送当時は毎週見ていました。
実写映画やTVドラマでも大ヒットを記録した作品として有名ですね。TVアニメは2005年に第1期、その翌年に第2期が、フジテレビ系列のノイタミナ枠で放送されました。
美術大学に通う竹本祐太、森田忍、真山巧、花本はぐみ、山田あゆみという5人の片想いをメインテーマとした本作。恋愛や進路、自身の才能など、それぞれの悩みを抱えながら生きる等身大の大学生を描いた物語は、多くの人々の共感を得たのではないでしょうか。
各話で挿入歌として流れる、スピッツやスガシカオさんの楽曲も泣かせにかかってきます。
「薔薇色のキャンパスライフ」を夢見ながらも不毛な大学生活を送ってきた3回生の「私」が、「もう一度1回生からやり直したい!」という思いからさまよい込んだ並行世界で繰り広げられる青春奇譚です。
それぞれのあったかもしれない世界でさまざまなサークルや組織に所属し、充実したキャンパスライフを送ろうとする「私」ですが、悪友の小津や、孤高の乙女・明石さん、謎の自由人・樋口師匠といった個性的な登場人物に振り回され、一喜一憂を繰り返します。皆さんはかけがえのない大学生活を大切にしましょうね!
大学入学を期にオタクデビューを果たした笹原完士をはじめ、腐女子にコスプレイヤー、男の娘にアメリカからの留学生といった個性的すぎるオタクが勢揃い。
同人誌づくりや即売会へのサークル参加……こんなオタクまっしぐらなキャンパスライフも楽しそうですね。とはいえ恋愛や就活といった大学生らしい一面も描かれており、時折見せるリア充的描写には私もぐぬぬ……となったものです。
ここにはとてもじゃないけれど書けないような、特殊な変態行為を研究するゼミと知らずに入ってしまった奈々子は、並み居る変態たちに翻弄される毎日を送ることになります。
こんな下ネタだらけのハチャメチャな大学生活もありなんじゃないか……? と、ありもしないようなキャンパスライフについつい夢を抱いてしまいそう。まあそれはともかくとして、奈々子を演じる花澤香菜さんの迫真(?)の演技は必見です。
今回はそんなあなたにおすすめの、進学・進級前に見ておきたいアニメを紹介していきます! 甘酸っぱいラブコメディから青春をかけた部活モノ、はたまたドタバタのサークル活動まで、さまざまな学生の群像劇を描いた10本の青春アニメを厳選してみました。
待望のスクールライフ・キャンパスライフに夢を膨らませつつ、学校がはじまるまでの日々を過ごすのはいかがでしょうか。
※本記事は、過去に配信した記事を再構成した上で加筆したものとなっています。
最高のスクールライフを描いた青春アニメをピックアップ
響け!ユーフォニアム
若手女流作家・武田綾乃さんの小説を原作とした『響け!ユーフォニアム』。北宇治高校吹奏楽部に所属する主人公・黄前久美子を中心に、吹奏楽に青春をかける高校生たちの姿を繊細かつ写実的に描き、多くのアニメファンの心をつかんだ人気作として知られています。
日々練習に打ち込む彼女たちの姿はもちろん、誰かにとっての「特別になりたい」という思春期ならではの気持ちや、「うまくなりたい、うまくなりたい……!」と心情を露わにした久美子のセリフに心打たれた人々も多いのではないでしょうか。
4月23日(土)からは、吹奏楽コンクール府大会までの道のりを描いたTVシリーズを振り返る『劇場版 響け!ユーフォニアム~北宇治高校吹奏楽部へようこそ~』が公開されるので、まだ見たことがないという方はこの機会にぜひ!
ハイキュー!!
『週刊少年ジャンプ』にて好評連載中の、古舘春一さんによるスポーツ漫画を原作とした『ハイキュー!!』。主人公・日向翔陽をはじめバレーボールに情熱を傾ける男子高校生たちが全国大会を目指して奮闘するという、ストーリー的には「ジャンプ」の王道を行く青春アニメなのですが、走り出してジャンプする時のカメラワークからガッツポーズの動きの滑らかさまで、とにかく映像美がハンパない。
実際に映像を見ていただければわかると思いますが、アニメ公式Webサイトでも「さらに"進化"したアニメーション表現でお届けします!」とうたっている通り、数あるスポーツアニメの中でも、映像表現にかなりの力を入れた作品として話題になっています。
チームメイト同士のアツい友情とライバル校との真剣勝負が繰り広げられるストーリーとその映像クオリティに、私もテレビの前で毎週ついつい熱狂しすぎて壁ドンされそうになりました。2016年秋から放送が発表されている第3期が、今から楽しみで仕方ありません。
TARI TARI
『凪のあすから』『SHIROBAKO』など、若者の群像劇を描いた数多くの名作を生み出してきたP.A.WORKSのオリジナル青春アニメ『TARI TARI』。過去のある出来事を境に音楽から離れていた坂井和奏、発表会での失敗や顧問との対立をきっかけに声楽部を退部した宮本来夏、騎手を目指す来夏の親友・沖田紗羽など、それぞれ異なる境遇の5人がひとつの歌を紡ぎ上げるまでの物語が描かれます。
発表会への出場や文化祭「白祭」でのミュージカルなど、江ノ島を舞台に繰り広げられる高校生最後の夏にかけた彼らの挑戦に、誰もがこんな充実したスクールライフを送ってみたい! と思うこと間違いなしでしょう。
そして、ひとりひとりがそれぞれの夢に向かってひた走る姿や、和奏や来夏にまつわる過去のエピソードも涙なしには見られません。
CLANNAD
いわゆる「泣きゲー」で不動の人気を誇る美少女ゲームブランド・Keyの名作『CLANNAD』(クラナド)。学校生活を楽しむこともできず自堕落な生活を送っていた高校生・岡崎朋也が、病弱で学校を休みがちだった古河渚をはじめとしたさまざまな境遇のヒロインたちと出会い、交流を通して成長していく様子を描いた物語となっています。
高校を卒業した朋也たちのその後を描いた続編「AFTER STORY」では、仲違いしていた朋也の父や、家族になった渚とその娘・汐との交流など、家族との絆が印象的に描かれます。
単なる青春アニメの枠を超えた友情、愛情、そして家族の絆と、「CLANNADは人生」とネット上で評されるその真髄を、とくとご覧あれ。
がくえんゆーとぴあ まなびストレート!
『Fate/Zero』や『劇場版 空の境界』などを手がけるアニメスタジオ・ufotableによるメディアミックス作品『がくえんゆーとぴあ まなびストレート!』。少子化の影響や価値観の多様化により高校に通う生徒が少なくなった2035年、廃校の危機に立たされた私立聖桜学園に転校してきた主人公・まなびこと天宮学美が、転入早々生徒会長となって、周りのクラスメートを巻き込みながら学園を盛り上げていきます。
まなびの座右の銘である「まっすぐGO!」という通り、ちょっとやりすぎ? なくらいに猪突猛進していく彼女とその仲間たちの姿にクスッとなりつつも、何事もアグレッシブに頑張ろうと勇気をもらえるはず。
本編のメディアミックス展開は、TVアニメが放送された2007年に一旦完結を迎えましたが、2015年から2016年にかけてWebコミックサイト「ファミ通コミッククリア」にて新作『まなびストレート!SAKRA』が連載されました。
ゴールデンタイム
『とらドラ!』のヒットで知られる竹宮ゆゆこさんのライトノベルを原作とした『ゴールデンタイム』。大学入学を機に上京してきたちょっとワケありの主人公・多田万里と、完璧なお嬢様に見えて実は恋に不器用なヒロイン・加賀香子の2人を中心としたラブコメディです。彼らやその周りの人物が織りなす恋愛模様はもちろん、サークル活動に新歓コンパ、学園祭など、キャンパスライフならではのイベントが目白押し。
大学生であれば「あるある」と思ってしまう場面もある一方、「こんなリア充キャンパスライフを送りたかった……」と嘆く人も多かったのでは? 私もこのリア充どもめ! と思いながら、放送当時は毎週見ていました。
ハチミツとクローバー
2016年秋からTVアニメ放送を控えている『3月のライオン』で知られる、羽海野チカさんの漫画を原作とした『ハチミツとクローバー』。実写映画やTVドラマでも大ヒットを記録した作品として有名ですね。TVアニメは2005年に第1期、その翌年に第2期が、フジテレビ系列のノイタミナ枠で放送されました。
美術大学に通う竹本祐太、森田忍、真山巧、花本はぐみ、山田あゆみという5人の片想いをメインテーマとした本作。恋愛や進路、自身の才能など、それぞれの悩みを抱えながら生きる等身大の大学生を描いた物語は、多くの人々の共感を得たのではないでしょうか。
各話で挿入歌として流れる、スピッツやスガシカオさんの楽曲も泣かせにかかってきます。
四畳半神話大系
同じくノイタミナ枠から、『太陽の塔』や『夜は短し歩けよ乙女』で数々の賞を受賞した森見登美彦さんの小説を原作とした『四畳半神話大系』。監督は、『マインド・ゲーム』や『カイバ』といった独創的な演出と世界観を手がける湯浅政明さんがつとめています。「薔薇色のキャンパスライフ」を夢見ながらも不毛な大学生活を送ってきた3回生の「私」が、「もう一度1回生からやり直したい!」という思いからさまよい込んだ並行世界で繰り広げられる青春奇譚です。
それぞれのあったかもしれない世界でさまざまなサークルや組織に所属し、充実したキャンパスライフを送ろうとする「私」ですが、悪友の小津や、孤高の乙女・明石さん、謎の自由人・樋口師匠といった個性的な登場人物に振り回され、一喜一憂を繰り返します。皆さんはかけがえのない大学生活を大切にしましょうね!
げんしけん
『月刊アフタヌーン』にて連載中の木尾士目さんによる漫画で、2004年から2013年にわたって4度のアニメ化が行われている長寿作品『げんしけん』。オタク文化を研究する大学サークル「現代視覚文化研究会(通称:現視研)」に集まるメンバーたちの日常を描いた、これも青春アニメのひとつ!大学入学を期にオタクデビューを果たした笹原完士をはじめ、腐女子にコスプレイヤー、男の娘にアメリカからの留学生といった個性的すぎるオタクが勢揃い。
同人誌づくりや即売会へのサークル参加……こんなオタクまっしぐらなキャンパスライフも楽しそうですね。とはいえ恋愛や就活といった大学生らしい一面も描かれており、時折見せるリア充的描写には私もぐぬぬ……となったものです。
変ゼミ
ごく普通の女子大生・松隆奈々子が片想いをする武蔵小麦の所属する「変ゼミ」こと「変態生理ゼミナール」で繰り広げられるアブノーマルキャンパスコメディ『変ゼミ』。ここにはとてもじゃないけれど書けないような、特殊な変態行為を研究するゼミと知らずに入ってしまった奈々子は、並み居る変態たちに翻弄される毎日を送ることになります。
こんな下ネタだらけのハチャメチャな大学生活もありなんじゃないか……? と、ありもしないようなキャンパスライフについつい夢を抱いてしまいそう。まあそれはともかくとして、奈々子を演じる花澤香菜さんの迫真(?)の演技は必見です。
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