湯浅政明

ゆあさまさあき

湯浅政明は、日本のアニメーション監督、脚本家、デザイナー、アニメーター。
福岡県出身。

湯浅政明

概要

九州産業大学芸術学部美術学科を卒業後、1987年に亜細亜堂へ入社。初めは動画からキャリアをスタートしたが、「彼は自分の画を持っているから、早く原画に上げた方が良い」との事ですぐに原画に昇格。

1990年から放送開始のちびまる子ちゃんでは本編原画に加え、初代OP「ゆめいっぱい」、初代ED「おどるポンポコリン」の絵コンテ・作画を担当。

1992年『映画ちびまる子ちゃん わたしの好きな歌』では「1969年のドラッグレース」「買い物ブギ」の音楽シーンを手がけ、原作者のさくらももこからは「一見大人しそうに見えてとんでもないことを次々と思いつく」と評される。

その後フリーランスとなり、クレヨンしんちゃん各話作画監督・原画として参加。

2004年公開の映画初監督作品マインド・ゲームでは脚本も務め、毎日映画コンクール大藤信郎賞、文化庁メディア芸術祭アニメーション部門大賞、パリ・KINOTAYO映画祭大賞、モントリオール・ファンタジア国際映画祭でアニメーション部門優秀賞ほか4つの賞を総なめにした。

2006年放送のオリジナル作品ケモノヅメにてテレビシリーズ初監督。次作のカイバでも原作・監督・脚本を手がけ、文化庁メディア芸術祭アニメーション部門優秀賞を受賞。

2010年には森見登美彦原作の四畳半神話大系を監督し、『マインド・ゲーム』以来の2度目となる文化庁メディア芸術祭アニメーション部門大賞を受賞(テレビアニメ作品での大賞受賞は史上初)。

また2011年3月1日には東京アニメアワードでも、テレビ部門優秀作品賞を受賞している。

2012年には短編アニメーション映画Kick-Heartの制作を発表。

クラウドファンディングサイトKickstarterにて世界中から20万ドルを超える支援を受け、翌2013年に公開。また同年、アドベンチャー・タイムの話数制作を機に、アニメスタジオのサイエンスSARUを設立。

2014年には松本大洋原作のピンポン THE ANIMATIONにて監督・全話脚本・全話絵コンテを務める。

また、9月20日にはこれまで携わってきた作品の設定資料を集めた湯浅政明大全(飛鳥新社から)が出版された。
同年12月、アドベンチャー・タイムにて監督・脚本・絵コンテを手がけたエピソードFood Chainが、アニメーション界のアカデミー賞と知られる米国アニー賞で、監督賞(TV部門)ノミネートされる。

似たようなキーフレーズ

片渕須直(かたぶちすなお)とは、1960年生まれのアニメーション監督、演出家。日本大学芸術学部在学中に、大学の特別講義が縁で宮崎駿監督作品『名探偵ホームズ』の脚本に参加。以後スタジオジブリ、テレコム・アニメーションフィルム、虫プロなどに...

新海誠(読み方:しんかいまこと)とは、1973年2月9日生まれ・長野県小海町出身のアニメーション作家・映画監督。本名は新津誠(読み方:にいつまこと)。中央大学出身。 手掛けた主な作品は『ほしのこえ』『雲のむこう、約束の場所』『...

岡村天斎は、日本のアニメーション監督、アニメーター。早稲田大学理工学部建築科卒業。1991年から岡村天斎名義を使用。福島県生まれ神奈川県横浜市育ち。代表作に『DARKER THAN BLACK -黒の契約者』『青の祓魔師』『世界征服~謀略のズヴィズダー~...

松本理恵は、日本のアニメーション監督、演出家、音響監督。代表作に『京騒戯画』『血界戦線』『映画 ハートキャッチプリキュア! 花の都でファッションショー…ですか!?』等。東映アニメーション出身。1985年生まれ。...

宮崎駿とは、『となりのトトロ』や『千と千尋の神隠し』など、スタジオジブリの人気作品を手がけてきた、長編アニメーション映画監督。これまでに、「第75回アカデミー賞 長編アニメーション映画賞」を受賞するなど、世界中にファンを持つ。...

原恵一とは、日本のアニメーション監督である。自らが作品を起し、絵コンテや脚本を手がけることが多い。代表作品に『嵐を呼ぶ モーレツ!オトナ帝国の逆襲』、『カラフル』等。...

今石洋之は、アニメーション監督、アニメーターである。アニメスタジオ・TRIGGER取締役。東京都出身。1971年10月4日生まれ。

※非ログインユーザーのコメントは編集部の承認を経て掲載されます。

※コメントの投稿前には利用規約の確認をお願いします。

同じカテゴリーのキーフレーズ

アニメ・漫画

記事アクセスランキング

アニメ・漫画

コメントを削除します。
よろしいですか?

コメントを受け付けました

コメントは現在承認待ちです。

コメントは、編集部の承認を経て掲載されます。

※掲載可否の基準につきましては利用規約の確認をお願いします。

ページトップへ