長谷敏司×redjuice「BEATLESS」英訳連載 アニメ「進撃」スタッフ描き下ろしも

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長谷敏司×redjuice「BEATLESS」英訳連載 アニメ「進撃」スタッフ描き下ろしも
長谷敏司×redjuice「BEATLESS」英訳連載 アニメ「進撃」スタッフ描き下ろしも

WIT STUDIOによる「BEATLESS」アニメイラスト

日本のオタク関連ニュースを世界へ発信するサイト「Tokyo Otaku Mode(以下TOM)」にて、アニメ情報誌『月刊Newtype』で連載されたSF長編小説「BEATLESS」の英訳版の連載が開始された。

長谷敏司×redjuice

redjuiceさんによる「BEATLESS」のイラスト

「BEATLESS」は、『月刊Newtype』にて2011年7月号から2012年8月号まで、14回に渡って連載された長編小説。

社会のほとんどを人型アンドロイドに任せるようになった100年後の未来で、ある少年とアンドロイドの少女の出会いからはじまる、近未来SFボーイ・ミーツ・ガール。

日本SFクラブに所属し、日本SF大賞や星雲賞へのノミネート経験も持つ小説家の長谷敏司さんがストーリーを、アニメ『ギルティクラウン』などのキャラクター原案やデザイン、イラストを多数手がけるイラストレーターのredjuiceさんがカバーイラストを担当するというコラボで話題を集めた。

アニメ『進撃の巨人』制作スタジオの描き下ろしも

Facebookページ「Tokyo Otaku Mode」で1,400万以上の「いいね!」を集めるTOM。アニメ・漫画・ゲーム・コスプレなどの日本のオタク関連ニュース・コンテンツを日々英語で世界に発信しており、いま、海外オタクの注目を最も集めているメディアと言える。

そんなTOMで、この度初めてSF小説の連載を開始。特設ページを開設し、2014年5月頃まで「BEATLESS」の英訳連載を行う。

翻訳を担当するのは、冲方丁さん著の『マルドゥック・スクランブル』や伊藤計劃さんの『虐殺器官』などの英語版を手がけ、SF小説の翻訳で高い評価を得るエドウィン・ホークスさんだ。

WIT STUDIOによる原画

また、この特設ページでは本編のみならず、キャラクター紹介ページやグッズ販売のほか、アニメ制作会社・WIT STUDIOが本企画のために描き下ろした4枚のイラストを順次公開予定。無料の壁紙ダウンロードも用意されるとのこと。

ちなみにWIT STUDIOは、『ギルティクラウン』などを制作したProduction I.G 6課のスタッフが独立して設立した会社。最近ではアニメ『進撃の巨人』を手がけたことで知られており、この度の描き下ろしイラストの原画を担当しているのは、『進撃の巨人』で総作画監督を務めた門脇聡さんだ。


※記載に一部誤りがございましたので、読者の皆様並びに関係各位にお詫び申し上げると共に、謹んで訂正いたします。


文:たかはしさとみ
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