U-NEXTが、Web文芸誌「文学茶釜(何が出るかな)」を8月5日(水)12時に創刊する。
純文学を中心に、短歌やエッセイ、動画、音声コンテンツなどを掲載。掲載作品はすべて無料で公開される。創刊時には、朝比奈秋さん、市川沙央さん、上田岳弘さん、金原ひとみさん、九段理江さん、滝口悠生さんら芥川賞作家が参加。
歌人として活動し、YouTuber「ベテランち」としても知られる青松輝さん、音楽家の小袋成彬さんも名を連ねている。
純文学から動画、音声までを掲載する無料文芸誌「文学茶釜」
「文学茶釜(何が出るかな)」は、オリジナルの文学作品をオンライン上で気軽に楽しめる場として立ち上げられるWeb文芸誌。
純文学に限らず、エッセイや動画、音声といった複数の表現形式を扱い、スマートフォンなどから隙間時間にも作品へ触れられる媒体を目指すという。
U-NEXTは創刊の背景について「文芸との出会いや接点は今まで以上に狭くなっていると言われています」として、文芸と読者を巡る状況認識を説明。全作品を無料公開することで、新たな読者と文学の接点をつくるとしている。
また、イラストレーター・DAISUKE KONDOさんがデザインした「たぬち」を公式キャラクターとして添え、サイト内の各所に掲載。読者と作品の出会いを案内する。
U-NEXT、映像と出版を横断する作品開発へ
動画配信サービスとして知られるU-NEXTは、2020年8月にオリジナル書籍の事業を開始。これまでに40作品以上を発表し、電子書籍だけでなく紙の書籍も刊行してきた。
2024年には、U-NEXTのオリジナル書籍として刊行された藤野千夜さんの小説『団地のふたり』が、小泉今日子さんと小林聡美さんのダブル主演でドラマ化された。
「文学茶釜」についても、単に作品を掲載するだけでなく、優れたオリジナル作品を起点に「IPとしての様々な展開」を模索するとしている。
現時点で個別作品の映像化や書籍化は発表されていないが、U-NEXTが持つ動画配信、電子書籍、出版の基盤を組み合わせ、作品を複数のメディアへ展開する構想がうかがえる。
この記事どう思う?
関連リンク
0件のコメント