カードをオマージュしたキービジュアルと、ポストに引用された「Step Into The Arena」
今回の「MTG Arena The k4sen」の発表には、いくつかのオマージュが仕込まれている。
イベント告知ポストの文言「インスタント - k4sen 💧💧『対象の呪文1つを打ち消す。』──」とキービジュアルで示されているのは、『MTG』を代表するカードの一つ《対抗呪文/Counterspell》だ。
キービジュアルの元ネタになったと思われる《対抗呪文》/画像は『MTG』公式サイトから
そして、参加者発表ポストに綴られた「The k4sen Steps Into The Arena!」から想起されるのは、2022年に制作された楽曲「Step Into The Arena」だ。
この楽曲は、『MTG』好きのラッパー・PUNPEEさんと、4月に急逝したラッパー・JJJさんが、『Magic: The Gathering Arena』のWebCMに提供したもの。
同じく『Magic: The Gathering Arena』のイベントということもあり、引用されたと思われる。
世界大会で日本人が優勝、盛り上がる『MTG』
『Magic: The Gathering Arena』は、元祖トレーディングカードゲームと呼ばれる『Magic: The Gathering(マジック:ザ・ギャザリング、以下MTG)』をオンラインで遊べるゲーム。
今回使用されるセット「マジック:ザ・ギャザリング──FINAL FANTASY」は、発売前から予約が殺到し、入手困難になるほど人気に。
ゲームを開発するWizards of the Coastの親会社・Hasbro(ハズブロ)の決算説明会で「発売初日で史上最高の売上を記録する見込み」と説明されるほどの勢いを見せている。
また、6月20日~22日にはラスベガスで世界大会「プロツアー」が開催。日本から出場した行弘賢選手が見事優勝を果たし、大きな注目を集めた。
k4sen、SHAKAらによるPR配信で匂わされていたイベント
セット自体の盛り上がりや事前の期待度もあって、PRも大々的に展開。
6月21日・22日には、ストリーマー・SHAKAさんや、今回の大会にも参加するk4senさん、トナカイトさん、おぼさんによる「初心者MTG体験記」が配信。
ルール解説やスターターキットを用いた対戦、多人数用ルール「統率者戦」の対戦などが行われていた。
その中で、対戦会をしたいという旨の発言があり、すでに何らかの企画が進行していることを匂わせていた。

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