2025年も熱いトレーディングカードゲーム(TCG)文化!
日本玩具協会の調査によれば、2024年のカードゲーム・トレーディングカードゲームの市場規模はついに3,000億円を突破(外部リンク)。
筆頭の『ポケモンカードゲーム』は前年割れしたものの、新たに『ドラゴンボールスーパーカードゲーム フュージョンワールド』が発売開始したこと、『デュエル・マスターズ』『遊戯王OCGデュエルモンスターズ』『ONE PIECEカードゲーム』が好調なことにより、市場拡大に繋がったと同協会は分析しています。
今回は、そんなTCGの各タイトルの中から、KAI-YOUメンバーが独断と偏見で選んだ、2025年上半期に発表された“最高”なカードを9枚をご紹介。
カードデザインが最高、あるいはビジュアルが最高──選定基準は各々自由。KAI-YOUメンバーの胸を熱くした珠玉のカードたちを、紹介コメントとともにお楽しみください。
目次
ディズニー・ロルカナ《ラッキーダイム》
《ラッキーダイム》/画像は『ディズニー・ロルカナ・トレーディングカードゲーム』公式サイトより
【米村智水(KAI-YOU inc. CEO)のコメント】
自分の場に出ているアイテムの数だけロア値が上昇する《タマトア》との相性が抜群の1枚。
《ヒーラム・フラバーシャム》で捨て札に落とした使用済みの《ラッキーダイム》を《タマトア》で拾って、1ターンに2回起動するなどのトリッキーな動きが面白い。1ターンで15ロアを稼いで一気に勝利に繋げることもでき、めちゃくちゃ楽しい1枚。
このカードが『ディズニー・ロルカナ・トレーディングカードゲーム』の拡張パック第3弾で収録されたことにより、さらにゲームの深みが増したと思います。みんな使ってみて!
ポケモンカードゲーム《ストリンダーex》
《ストリンダーex》/画像は『ポケモンカードゲーム』公式サイトより
【新見直(KAI-YOU Premium 編集長/KAI-YOU inc. COO)のコメント】
パンクポケモン・ストリンダーのいたずらっぽい不敵な笑み、振り向きざまの躍動感あるポージング、ほとばしる電流のエフェクト、枠から飛び出す大胆な構図……すべてがクール。
それもそのはず、実はこのイラストは、「Pokémon Trading Card Game イラストレーションコンテスト 2024」でexカードイラストの最優秀作品賞に選ばれ、見事プロモーションカードになった作品なのです。
正直カードの効果としては重宝するとは言えないですが、手札に入った時のワクワク感が尋常じゃないです。
マジック:ザ・ギャザリング《自爆》
《自爆》/画像は『マジック:ザ・ギャザリング』日本公式ウェブサイトより
【かよちゃん(マーケター/プランナー)のコメント】
話題のコラボセット「マジック:ザ・ギャザリング——FINAL FANTASY」から登場した1枚。
《自爆》は、6月に開催された世界大会「プロツアー『マジック:ザ・ギャザリング——FINAL FANTASY』」で、優勝を果たした日本人プレイヤー・行弘賢選手がフィニッシュとして放ったカードです。
その名の通り、爆発的な効果を持つカードですが、注目すべきはフレーバーテキストにある名セリフ。
「このまま帰ったんじゃ、かっこわるいまま歴史に残っちまうからな!」──まさに決勝戦を締めくくるにふさわしい、鮮烈な一撃でした。

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