『マジック:ザ・ギャザリング』日本運営、多人数戦「統率者戦」を推進へ 名称を海外と統一

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都築 陵佑
『マジック:ザ・ギャザリング』日本運営、多人数戦「統率者戦」を推進へ 名称を海外と統一
『マジック:ザ・ギャザリング』日本運営、多人数戦「統率者戦」を推進へ 名称を海外と統一

特設ポータルサイト「コマンダー・ポータル」のメインビジュアル/画像は『マジック:ザ・ギャザリング』日本公式サイトより

ウィザーズ・オブ・ザ・コースト(Wizards of the Coast)社の日本チームが4月24日、トレーディングカードゲーム『マジック:ザ・ギャザリング』の多人数戦フォーマット「統率者戦」を推進する方針を発表した。

これまで、日本では「統率者戦」と呼ばれていたフォーマット名を、海外に準拠し「コマンダー」に変更(※)。イベントなどの様々な施策が実施される。

また「構築済みデッキ」が手に入りにくい現状を鑑み、2027年にかけて構築済みデッキの生産体制を徐々に強化する方針も明らかにした。

※ルール上の用語(統率者や統率領域など)は引き続き使用されるため、あくまでフォーマット名のみの変更となる

“今、世界でもっとも成長しているフォーマットのひとつ”

コマンダー(旧:統率者戦)は、通常2人で対戦する『マジック:ザ・ギャザリング』において、3人以上(適正は4人)で対戦する特殊フォーマット。

アメリカのジャッジコミュニティで生まれたローカルルール「Elder Dragon Highlander(EDH)」を起源とする。

『マジック:ザ・ギャザリング』公式YouTubeで公開されている「統率者戦」の動画

競技的な勝ち負けだけでなく、コミュニケーションや交渉が絡んだパーティーゲームとしてカジュアルに楽しめるのが特徴。

海外での人気も高く、ウィザーズ・オブ・ザ・コースト社の日本チームも「今、世界でもっとも成長しているフォーマットのひとつ」と紹介している(外部リンク)。

2027年にかけて構築済みデッキの生産体制を徐々に強化

今回、ウィザーズ・オブ・ザ・コーストの日本チームは、日本におけるコマンダーを推進するプロジェクト「ジャパン・コマンダーネクスト」の始動を発表。

併せて、「コマンダー」のはじめ方や遊び方、イベント情報などを集約した特設ポータルサイト「コマンダー・ポータル」が開設された(外部リンク)。

本プロジェクトの一環として、全国のWPN店舗(=『マジック:ザ・ギャザリング』の公認カードショップ)で日本独自の常設イベント「コマンダー交流会」が開始される。

同イベントが目指すのは、「コマンダー」がはじめての人でも参加しやすく、会話や交流を中心に楽しめる場となること。

参加者にはログインボーナスが配布されるなど、既存の「コマンダー」プレイヤーにとっても参加しがいのある内容になるという。

また、公式スタッフやインフルエンサーが全国各地の店舗を巡る「コマンダー交流会スペシャルキャラバン」も開催予定。

さらに、製品供給の改善として、2027年にかけて構築済みデッキの生産体制を徐々に強化。「はじめたいときにはじめられる」環境を実現していくという。

ウィザーズ・オブ・ザ・コーストの日本チームは、今回の発表「一緒に、日本のコマンダーをつくっていきましょう!」と結んでいる。

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