テレビアニメ『機動戦士Gundam GQuuuuuuX(ジークアクス)』の最終話が6月25日深夜に放送され、SNS上には監督をはじめとしたスタッフや関係者から感謝のコメントが投稿されている
「エヴァンゲリオン」のスタジオカラーと、「機動戦士ガンダム」のサンライズがタッグを組んだ注目作で監督をつとめた鶴巻和哉さんは、作品の公式Xを通じて視聴者に感謝を投稿。
「皆様の感想や様々なファンアートが、私たちスタッフ一同のモチベーションとなり、なんとか最終回まで漕ぎ着けることができました。皆様とこのアニメーションを分かち合えた事を大変光栄に思います」と振り返った。
米津玄師は「Plazma」スペシャルMV公開、星街すいせいも感謝を伝える
OP主題歌「Plazma」を担当した米津玄師さんも自身のXを更新。「ジークアクスありがとうございました。この作品に関われて最高でした!」とコメントした。
加えて、『機動戦士Gundam GQuuuuuuX』最終話の映像も使用した「Plazma」の新たなMVも公開。当然ながら最終話を観てない場合の視聴は注意が必要だ。
ED主題歌「もうどうなってもいいや」を担当したホロライブのVTuber・星街すいせいさんは、自身のYouTubeチャンネルで最終話の同時視聴配信を実施。放送後には、「皆様に感謝!ありがとうございました!」とXに投稿している。
また、挿入歌として「水槽の街から」「ミッドナイト・リフレクション」「きえない」「HALO」の4曲を歌ったみきまりあさん(NOMELON NOLEMON)もXを更新。「末長く愛され続けている作品の一部になれたこと、ほんとうに嬉しく思っています。宝物です」と綴った。
同じくNOMELON NOLEMONのツミキさんも「僕の一生の宝物です!」とXで振り返っている。
そして、脚本で参加した庵野秀明さんも、株式会社カラーのXを通じて「鶴巻監督を始めスタッフ・キャストの皆様、本当に御苦労様&ありがとうございました。自分もお手伝いできて、幸いでした」とコメント。
続けて「そして、終わりは次の始まりです。スタジオカラーの次回作や次々回作、その先もありますので、よろしくお願いします」と呼びかけた。
カラー×サンライズの邂逅──熱狂を生んだ『機動戦士Gundam GQuuuuuuX』
『機動戦士Gundam GQuuuuuuX』は、スタジオカラーとサンライズという有数のアニメ制作会社がはじめてタッグを組んで制作した「ガンダム」シリーズ最新作。
スペース・コロニーで暮らす女子高生のマチュことアマテ・ユズリハが、戦争難民の少女・ニャアンと出会ったことで、非合法なモビルスーツ決闘競技「クランバトル」に巻き込まれる物語だ。
監督を鶴巻和哉さん、メカニカルデザインを山下いくとさん、キャラクターデザインを竹さん、脚本を榎戸洋司さんと庵野秀明さんが担当した。
初代『機動戦士ガンダム』から連なる世界観「宇宙世紀」に新たな解釈が加えられており、放送されるたびにSNS上では視聴者の感想や考察の投稿が相次ぎ、新旧ガンダムファンを巻き込んだムーブメントへと発展した。
話数ごとのサプライズ演出も注目を集め、第11話ではTM NETWORKが1988年公開の映画『機動戦士ガンダム 逆襲のシャア』に書き下ろした楽曲「BEYOND THE TIME(メビウスの宇宙(そら)を越えて)」が挿入歌として使用された。
37年前の楽曲はこの放送での反響を受けて、TM NETWORK初のオリコン週間デジタルランキング1位を獲得している。

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