書籍『あたらしい散歩 専門家の目で東京を歩く』が、4月28日(月)にPヴァインから刊行される。
接着剤、建築、考古学、石、植物など様々なジャンルの専門家が、東京の街並みに潜む凄いモノやコトを紹介する。
定価は2530円(税込)。書店、Amazonなどで予約を受け付けている。
デイリーポータルZの人気連載が単行本化
『あたらしい散歩 専門家の目で東京を歩く』は、Webメディア・デイリーポータルZで、大北栄人さんが連載している「専門家と街を歩くシリーズ」をもとにした書籍。連載から厳選した記事を収録している。
連載「専門家と街を歩くシリーズ」は、専門家による解説を聞きながら、渋谷など東京の各所を巡っていくという企画だ。
この連載を読むと、素人目には何の変哲もない街並みが、実は凄い技術や長い歴史の上に成り立っていることがよくわかる。日常の中に、どれだけ新しい世界への扉が開いているかがわかるのだ。
単行本は第1章〜第4章+特別編で構成。「接着剤×渋谷 街にはどれくらい接着剤が使われているのか?」「考古学×大井町 大井町駅前の通りは歴史を横断できる」といった章立てになっている。
『あたらしい散歩 専門家の目で東京を歩く』目次
まえがき(大北栄人)
■第1章 誰かの見えない街の仕事にうなる
接着剤×渋谷 街にはどれくらい接着剤が使われているのか?
飲食店×渋谷 渋谷の一階は一人飯の店
のぼり×武蔵小杉(神奈川出張編) おしゃれな街に印刷物はない
散歩のはなし その1
■第2章 むき出しの自然を体感する
植物(1)×渋谷 渋谷駅前の線路沿いに長芋やラズベリーが生えている
植物(2)×久が原 植物図鑑を作ってる人と街を歩いてへぇへぇ言わされたい
石×二子玉川 百貨店には化石が埋まっている
散歩のはなし その2
■第3章 タイムカプセルを発見する
日本中世史×世田谷 日本史の研究者と世田谷を歩いてみたい
考古学×大井町 大井町駅前の通りは歴史を横断できる
散歩のはなし その3
■第4章 本当の財産について考える
建築×祐天寺 家ってどうしてこんな形ばかりなんだろう?
タクシー×三軒茶屋 「どの道から行きますか?」「知らねーよ」のつらさ
散歩のはなし その4
■特別編
鳥あるある「駅前の木に群れて騒ぎがち」←なんで?
あとがき(林雄司)

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