KRマスター じゃすぱーがサプライズ登場
「The k4sen Con」を締めくくる最後の演目は、三度目の『LoL』。しかも初のBO5だ。そんな贅沢があっても良いのか。あっても良い。それがThe k4senなのだ。
オープニングムービーでは、事前に不参加だと明かされていた葛葉さんがサプライズ登場したかと思うと「今日はいけないから強いやつを代わりに呼んでおいた」と告げる。
そこで登場したのは、『LoL』最強リージョン(地域)として名高い韓国で武者修行し、ユーザーの上位1%と言われるマスターランクへと到達したじゃすぱーさん。
歴戦の『LoL』プレイヤーでありながら、これまで「The k4sen」のオフラインイベントには出演していなかったじゃすぱーさんがまさかの登場。
このサプライズに、会場はこの日一番の割れんばかりの歓声で応える。
温かく会場に迎え入れられたじゃすぱーさんは、対面の相手である、元プロにして偉大なる男・Zerostさんを「MMOしかできない身体にして帰す」と宣言。
そして宣言通り、TEAM THE K4SENの一員として、第1試合では圧倒的な火力でTEAM THE SHAKAを制圧してみせた。
第2試合、第3試合でも、ベテラン『LoL』配信者たちが会場の声援を浴びながら躍動し、目を見張るプレイを披露。実況解説陣も声を張り上げながら、彼らの活躍を伝え続ける。
「The k4sen Con」終幕──否、はじまりだ
「The k4sen Con」1日目の開幕を告げた『Call of Duty: Modern Warfare III』は、競技シーンのなくなった「CoD」シリーズのプレイヤーやコミュニティ、そしてk4senさんにとって、有終の美を飾るためのものだった。
今、『LoL』の日本コミュニティがこのような形で大規模イベントを開催できるのはゲーム自体の面白さだけでなく、k4senさんはもちろん他のインフルエンサー、Riot Gamesの運営陣や関係者、そしてプレイヤーの全てが関わった数々の巡り合わせの結果なのだと思わずにはいられない。
BO5は、白熱した展開の中で有利を築いたTEAM THE K4SENが3-1で勝利。
トロフィー授与のあとには、『LoL』の日本サービス開始前からコミュニティに向けて解説動画を投稿してきたJapaneseKoreanUGさんのZETA DIVISION加入も発表された。
2025年以降の国内リーグ「LJL」の扱いが不透明な現在。いつか「CoD」のように、ゲームはプレイされても競技シーンが縮小し、打ち込んできたプレイヤーたちが日の目を見なくなる日もくるのかもしれない。
しかし、それは今ではない。「The k4sen Con」の翌日、10月15日にはイベント「Riot Games ONE 2024」の開催も発表。この盛り上がりはまだまだ続く。
『LoL』コミュニティがどのような展開を見せるのか、今後も見守っていきたい。
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