殺人未遂容疑で5月末に逮捕された音楽ユニット・ツユのぷすさんが10月2日、不起訴処分で釈放されたことをXで報告した。
ぷすさんは「今までツユを応援してくださった皆様・関係者の皆様へ」と題した声明の中で、事件が起きた経緯や不起訴処分になった理由、ツユや自身の今後について説明。
「この度はご迷惑をお掛けしてしまい本当に申し訳ありませんでした」と謝罪している。
アニメ『東リべ』ED主題歌を担当した音楽ユニット「ツユ」
ツユは、作詞・作曲/ギターのぷすさん、ボーカルの礼衣さん、ピアノのmiroさんが2019年6月に結成した音楽ユニット。
代表曲は、現在YouTubeで5000万回以上再生されている「くらべられっ子」や、TVアニメ『東京リベンジャーズ』エンディング主題歌「傷つけど、愛してる。」など。
5月31日、メンバーのぷすさんが交際相手の女性を包丁で刺した殺人未遂容疑で逮捕されていた。
その余波を受け、『beatmania IIDX』(KONAMI)や『プロジェクトセカイ カラフルステージ! feat. 初音ミク』(セガ/Colorful Palette)などの音楽ゲームから、ツユの楽曲が相次いで削除。
また、6月にはメンバーの礼衣さんとmiroさん、サポートスタッフのAzyuNさん、マネージャーが今後「ツユとしての活動は行いません。また、ぷす氏にも関与いたしません」と連名の書面で発表。ツユは事実上、音楽ユニットとしての活動を終了していた。
公式Xより突如、新曲発表が予告される
その後、ポニーキャニオンが管理していた楽曲のCDが出荷停止、音楽配信も停止に。インディーズ時代の楽曲についてもCDの出荷停止されることが決定していた。
そんな中、9月30日にぷすさんのアカウントが4ヶ月ぶりに更新(外部リンク)。翌10月1日には突如「Next New Song…」という文言がツユの公式Xに投稿され、突然の展開にファンの間でも動揺が広がっていた。
ぷす「趣味で音楽活動は続けます」
今回の声明の中で、ぷすさんは「交際相手は無事で、 現在も一緒に住んでいますし諸々の責任を取る所存」だと説明。
音楽ユニット・ツユに関しては、「近しい関係者からは被疑事件の初期段階で既に絶縁表明されており、一部は民事裁判にも発展しそうな状況で有る為、壊滅状態である」と、ファンや関係者に向けてユニットとしての活動終了を改めて伝えた。
自身の今後については、「残りの人生を持て余していても仕方がないので趣味で音楽活動は続けます」と発表。「逮捕前にツユ名義で作っていた楽曲も実際に存在しています」と続けた。
「今後の判断は皆様次第なので、それについて私から何か申し上げる事はありませんが、改めて、この度はご迷惑をお掛けしてしまい本当に申し訳ありませんでした」と、謝罪の言葉で声明を結んでいる。
この記事どう思う?
関連リンク
0件のコメント