AVTuber事務所・HLive代表とのトラブル
そんなエイレーンさんが金銭等のトラブルの最中にあると発覚したのは2024年2月9日。
同日発表された声明などによれば、エイレーンさんは、2022年にAVTuber事務所・HLiveを現運営のクリス林さんに売却。
しかし、売却した代金のうち2000万円が未払いになっていると説明。加えて「売却後も所属ライバーへの報酬を自身が支払っていた」「クリス林さんから脅迫を受けた」「クリス林さんが所属ライバーに対しパワハラを行っていた」と主張した。
一方、HLive代表のクリス林さんはこの内容を一部否認。エイレーンさんが主張する内容のうち、事業譲渡や賃金の支払いなどについて否定。
また、契約締結時にエイレーンさんが提示した前提が実態と異なり、不当な請求であったと判断したことから減額を求めたと説明した。
また、エイレーンさんが主張する暴言がライバーやスタッフに対してではなく、エイレーンさん側の送金担当者との間にあったことについては認め、謝罪している。
ただし、このHLiveの声明について、エイレーンさんはやりとりの内容だとする画像を掲載し、一部内容を否定をしている(外部リンク)。
今回の騒動は、事業譲渡の段階でHLive側は同所から引退したVTuberが存在すると発表しているように、現に多数のVTuberや関係企業に影響を及ぼしている。
今後の両社の動向が、特に関係するVTuberの今後を大きく左右するだろう。
エイレーンが語るVTuber黎明期、クラウドファンディングで制作へ
エイレーンさんは、今回のクラウドファンディングの目標を500万円に設定。
達成した際には、エイレーンさんのこれまでの人生とVTuber黎明期の話を含めたドラマCDを制作する予定。制作したCDは、2万円以上のプランのリターンで入手することができる。
これまでエイレーンさんは、自らがメディアに露出する機会も少なく、バーチャルYouTuberを手掛けた経緯や活動黎明期をはじめ、その詳細は広く知られていない。実現すれば恐らく貴重な資料になるだろう。
また、ストレッチゴールとしてドラマCDの内容の映像化を設定しており、詳細は目的金額を達成後に発表される予定だ。
リターンの中には壁紙やメッセージなどが含まれるほか、「伝説のVtuber『ミラ・ヒカリ』誕生秘話」と、名前からミライアカリさんを彷彿とさせる内容も含まれている。なお、今回のクラウドファンディングはAll-or-Nothing方式で実施されるため、目的金額に達さなかった場合は計画は中止となり、投資資金は返金される。
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