「ちょうどいい音がすると思ったら母でした」。
何とも物騒なタイトルのこちらの動画。再生してみると、着ぐるみのニワトリが、リズミカルにお互いを叩き合う様子が映し出されます。
このショート動画シリーズを投稿しているYouTubeチャンネル「きぐるみ母さん(ChickenMom)」は、年末年始を境にチャンネル登録者数や再生数の伸びが激化。
実の親子だという2人のコミカルな展開が癖になると、にわかに注目を集めています。
開設は2016年ですが、2023年12月前後を境に投稿されたショート動画が、チャンネル内でもとりわけ高い再生回数を記録しています。「きぐるみ母さん」の最も再生されているショート動画
その内容は、流行の音楽に合わせて、きぐるみ母さんの着ぐるみを、息子・ハイディさんがビシバシとリズミカルに叩くというもの。
その叩きっぷりは、実の母親相手とは思えないほどの勢い。動画の終盤ではしびれを切らしたように、きぐるみ母さんが反撃。
ハイディさん以上に激しい音を立てて、反撃がクリティカルヒットする様子が、視聴者の心を掴んでいるようです。
「きぐるみ母さん」は2016年10月、X(旧Twitter)に投稿した、着ぐるみ姿でノリノリで掃除機をかける姿に注目が集まり、1.5万いいねと1.3万リツイートを記録していました。
「きぐるみ母さん」はYouTubeとTikTokを並行して運用。踊ってみた動画やオリジナル楽曲を制作するなど、幅広い活動も行っています。娘が唐突に兄弟をK-POPアイドルっぽくしてみたMV
当初は流行する音楽に合わせ、ドラムスティックできぐるみ母さんを叩いて音を奏でるリズムゲームのようなスタイルでした。
BGMとして、YouTubeで公式に提供されているリミックス機能を使い、CowEyeさんという『Dance Dance Revolution(ダンスダンスレボリューション、以下DDR)』プレイヤーの動画の音声を使用しています。CowEyeさんが投稿した「強風オールバック (feat.歌愛ユキ) - Yukopi」の『DDR』プレイ動画
『DDR』は、音楽に合わせて足元のパネルを踏むリズムゲーム。CowEyeさんは、ミーム的に流行する音楽や動画に『DDR』の譜面を合成、実際にプレイする動画を投稿しています。
そんなCowEyeさんの軽快な足音と、強烈な平手打ち(!?)の音は、「きぐるみ母さん」の「ちょうどいい音がすると思ったら母でした」シリーズと抜群の相性を発揮。
他人の投稿した動画の音声をBGMとして用いるのは、TikTokなどで散見されるショート動画シーン特有の文化。それをきっかけに投稿者同士の交流なども盛んに行われます。
CowEyeさんも「きぐるみ母さん」の動画にコメントをつけており、コミカルな親子の様子を楽しんでいました。
何とも物騒なタイトルのこちらの動画。再生してみると、着ぐるみのニワトリが、リズミカルにお互いを叩き合う様子が映し出されます。
このショート動画シリーズを投稿しているYouTubeチャンネル「きぐるみ母さん(ChickenMom)」は、年末年始を境にチャンネル登録者数や再生数の伸びが激化。
実の親子だという2人のコミカルな展開が癖になると、にわかに注目を集めています。
実の母を着ぐるみ越しで叩き鳴らす?ショート動画が話題に
「きぐるみ母さん」は、執筆現在チャンネル登録者数が約14万人のYouTubeチャンネル。母と娘と息子、実の親子3人がニワトリのきぐるみ姿で出演しています。開設は2016年ですが、2023年12月前後を境に投稿されたショート動画が、チャンネル内でもとりわけ高い再生回数を記録しています。
その叩きっぷりは、実の母親相手とは思えないほどの勢い。動画の終盤ではしびれを切らしたように、きぐるみ母さんが反撃。
ハイディさん以上に激しい音を立てて、反撃がクリティカルヒットする様子が、視聴者の心を掴んでいるようです。
海外でも反響を呼ぶTikTokクリエイター「きぐるみ母さん」
実は「きぐるみ母さん」は、YouTube以上にTikTokで認知されているクリエイター。TikTokでは現在フォロワー数が95万人を超えており、日本だけでなく海外のファンも多く存在しています。
「きぐるみ母さん」は2016年10月、X(旧Twitter)に投稿した、着ぐるみ姿でノリノリで掃除機をかける姿に注目が集まり、1.5万いいねと1.3万リツイートを記録していました。
その約2年後となる2018年より、「きぐるみ母さん」はTikTokを開設。着ぐるみ姿で家事をこなす愉快な日常風景などを中心に投稿してきました。実家に帰ったら、母が軽快に掃除機をかけていました。#着ぐるみ母さん pic.twitter.com/L75gmLjOwo
— きぐるみ母さん (@kigurumikasan) October 9, 2016
「きぐるみ母さん」はYouTubeとTikTokを並行して運用。踊ってみた動画やオリジナル楽曲を制作するなど、幅広い活動も行っています。
激しい打撃音の元ネタは『DDR』のプレイ動画
現在YouTubeショートで急上昇している「ちょうどいい音がすると思ったら母でした」も、シリーズとしては2018年にTikTokに投稿されたのが初出。当初は流行する音楽に合わせ、ドラムスティックできぐるみ母さんを叩いて音を奏でるリズムゲームのようなスタイルでした。
実は、現在YouTubeショートで人気を博している、親でも構わないなどと言わんばかりにハイスピードな平手打ちとキック音を特徴としている動画は、実際にきぐるみを叩いている音ではありません。
BGMとして、YouTubeで公式に提供されているリミックス機能を使い、CowEyeさんという『Dance Dance Revolution(ダンスダンスレボリューション、以下DDR)』プレイヤーの動画の音声を使用しています。
そんなCowEyeさんの軽快な足音と、強烈な平手打ち(!?)の音は、「きぐるみ母さん」の「ちょうどいい音がすると思ったら母でした」シリーズと抜群の相性を発揮。
他人の投稿した動画の音声をBGMとして用いるのは、TikTokなどで散見されるショート動画シーン特有の文化。それをきっかけに投稿者同士の交流なども盛んに行われます。
CowEyeさんも「きぐるみ母さん」の動画にコメントをつけており、コミカルな親子の様子を楽しんでいました。
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