連載 | #117 KAI-YOU SALE & REVIEW

『進撃の巨人』『スキップとローファー』が11円! 講談社Kindleセール開催

『進撃の巨人』『スキップとローファー』が11円! 講談社Kindleセール開催
『進撃の巨人』『スキップとローファー』が11円! 講談社Kindleセール開催

画像はすべてAmazonから

講談社の人気漫画が一部11円になるセールが、Kindleストアで開催されています。期間は1月14日(日)までの予定。

世界的に知られる『進撃の巨人』や、このマンガがすごい!2024で8位にランクインした『スキップとローファー』など人気作が目白押しです。

この記事ではあらすじを簡単に紹介しています。購入の参考にしてみてください。

目次

諫山創『進撃の巨人』

その巨躯で人類を追い詰める巨人と、抵抗する人間たちの戦いを描いた『進撃の巨人』。母親を巨人に喰われた少年が、巨人を駆逐するために兵団に入団。一縷の望みをかけて戦う兵士として描かれます。

人類滅亡の危機に瀕する絶望的な世界観、突如発生した巨人の不可解な謎、主役も脇役も命燃え尽きるまで生をまっとうするドラマチックな群像劇。怒涛の展開で一気に作品の世界観に引きずり込まれます。

桑原太矩『空挺ドラゴンズ』

多種多様な龍が生きる世界を舞台にしたファンタジー『空挺ドラゴンズ』。龍を狩って、その肉や希少な部位を売りさばく“龍捕り”たちを描いています。龍が潜む雲海や山間を飛空艇(!)で行く彼らの旅路はロマンそのものです!

飛空艇に乗り込んでいるのは、龍を喰うことに命を懸ける変わり者、船内をかき回す明るく活発な新人龍捕り、クールな性格で皆に慕われる姉御肌など。約20人の乗組員による、世界を股にかける大冒険を覗いてみませんか?

沙村広明『無限の住人』

時は江戸時代。両親を惨殺された少女が不老不死の剣士を用心棒に雇用。復讐のために仇敵を探す旅を描いた『無限の住人』。外連味あふれる剣戟アクションが光ります。旅の先々で出会う剣士たちの奇抜な戦い方も見どころ。

主人公の二人組と仇敵が組織する剣術組織の対立関係に幕府の刺客も加わり、物語は血で血を洗う壮絶な三つ巴に発展。3勢力それぞれに与する個性豊かなキャラクターの人間ドラマも濃厚で、ラストの余韻もまた良し。

山川直輝/朝基まさし『マイホームヒーロー』

溺愛している一人娘を殴った彼氏を、勢い余って殺害してしまった主人公の父親。しかもその彼氏が半グレと関わりがある人物だったことをきっかけに、平穏な生活が悪転していく様を描いた『マイホームヒーロー』。

主人公は娘に全てを隠し妻と共に殺人事件を隠蔽。半グレからの追求から逃れるために嘘をつき続けます。さらに警察も手を出せないカルト宗教家も参戦し物語は二転三転。息をつかせぬ展開で読ませます。1巻の表紙も覚えておいてください。

珈琲『ワンダンス』

ダンスに没頭するヒロインの姿に惹かれ、ダンスをはじめる吃音症の高校生が主人公。『ワンダンス』は、主人公が言葉ではなくダンスを通して自分を表現し成長していく物語です。

主人公とヒロインに加えて、2人が所属する高校ダンス部の面々との青春が熱い。そしてなによりダンスの描写がかっこいい! 読んでいるこちらもリズムを刻んでしまいそうになる、絵から音が聴こえてきそうな身体表現は必見です。

つるまいかだ『メダリスト』

様々な事情で大好きなフィギュアスケートができなかった少女と、過去の挫折がコンプレックスになっている元選手の青年コーチが、金メダルを目指して一心不乱にフィギュアスケートに取り組む『メダリスト』。

選手として大成するためには幼い頃から大会で実績を残さなければいけないため、子どもながらプライドをぶつけ合ってしのぎを削るライバル関係が熱い。主人公2人組が困難を乗り越えて強い信頼関係で結ばれていく物語が激熱。

一つ一つ課題を乗り越えて成長していく2人姿に思わず涙腺が緩みます。ところどころで差し込まれるギャグもキレキレで最高です。

高松美咲『スキップとローファー』

誰も彼も愛おしい! 愉快な高校生たちの恋と友情と成長を描くスクールライフコメディ『スキップとローファー』。2023年に放送されたアニメもめちゃくちゃよかった……!!

キャラクター1人1人に焦点を当て、ネガティブな部分まで含めて心の内を描き出す。多感な時期を過ごす高校生の煌めきと懊悩を見事に活写。綺麗事だけでは終わらない人間ドラマになっています。

木尾士目『はしっこアンサンブル』

傑作『げんしけん』で大学生の青春群像劇を描いた作者が、工業高校の合唱部を通して高校生の青春を描いた漫画『はしっこアンサンブル』。

声変わりで低音になってしまった自分の声がコンプレックスで、大声を出せなくなっていた少年。彼が自分の声を肯定してくれる同級生に合唱部に誘われるところからはじまる群像劇。一癖も二癖もあるキャラクターの造形がやはり魅力的です。

清水茜『はたらく細胞』

私たちの身体の中で絶えず働いてくれている細胞たちを擬人化して、体内で起こっている様々な出来事を教えてくれる『はたらく細胞』。身体の隅々に酸素を運ぶ赤血球や、体外から侵入した菌等を撃退する白血球が登場します。

風邪・インフルエンザ、食中毒、熱中症、そして新型コロナウイルスなど、比較的身近な病気の時に身体はどう反応しているのか。ギャグも交えてわかりやすく描いており学びがあります。読むと身体を労りたくなること必至です。
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