スペインの名門サッカークラブFCバルセロナが『VALORANT』部門を設立

スペインの名門サッカークラブFCバルセロナが『VALORANT』部門を設立
スペインの名門サッカークラブFCバルセロナが『VALORANT』部門を設立

『VALORANT』部門を設立したFCバルセロナ/画像はBarça eSportsのXより

スペインの世界的サッカークラブ・FCバルセロナがFPSゲーム『VALORANT』の競技シーンに参戦する。

傘下のe-Sportsチーム「Barça eSports」に『VALORANT』部門を設立。

最高峰のチームが戦うインターナショナルリーグへの昇格を目指し、スペインのチャレンジャーズリーグを戦う。

e-Sportsも展開する世界的サッカーチームFCバルセロナ

FCバルセロナはスペイン・カタルーニャ地方、バルセロナに本拠地を置くサッカークラブ。

1899年に設立され100年以上の歴史を持ち、スペイン国内はもちろん欧州サッカー連盟の開催する「UEFAチャンピオンズリーグ」で複数回優勝している世界的な強豪だ。

過去にはリオネル・メッシさんやロナウジーニョさん、ヨハン・クライフさんなど有名選手が所属した、名門サッカークラブの一つとして知られている。

e-Sportsには2018年、当時はKONAMIの『eFootball(旧ウイニングイレブン/Pro Evolution Soccer)』の競技シーンへ参入。以降は2019年に『ロケットリーグ』部門、2021年に『League of Legends』部門も設立するなど、多角的に展開している。

国際リーグへの昇格を目指しスペインリーグを戦うバルセロナ

『VALORANT』の競技シーンは、世界大会の下に3つの地域のインターナショナルリーグ、そこへの昇格を目指して戦う20以上のチャレンジャーズリーグ、およびゲーム内で行われる大会モードで構成される。

「VALORANTRising x MediaMarkt Intel 2024」

FCバルセロナが参入するのは、スペインのチャレンジャーズリーグ「VALORANT Rising x MediaMarkt Intel 2024」。

2023年1月15日(月)から計8チームで開幕し、ヨーロッパなどの地域を統合したインターナショナルリーグ「EMEA League」への昇格を目指す。

チームオーナーに元選手、距離が近づくサッカーとe-Sports

FCバルセロナの事例からもわかる通り、近年、サッカーとe-Sportsの距離は近づきつつある。

例えば、プロサッカー選手(引退後も含む)がe-Sportsチームのオーナーをつとめるケースも多い。 元FCバルセロナ/元スペイン代表のジェラール・ピケさんもそのひとりで、2021年にスペインの人気ストリーマー・Ibaiさん共にe-Sportsチーム・KOIを設立。

元アルゼンチン代表のセルヒオ・アグエロ選手もe-Sportsチーム・KRÜのオーナーであり、2023年11月にはリオネル・メッシさんを共同経営者に迎えたことでも話題を呼んだ。

また、前出のジェラール・ピケさんは、2022年からe-Sportsともつながりの深いゲーム実況と、サッカーを組み合わせた7人制サッカー「キングス・リーグ」を主催。試合の模様をTwitchやYouTubeでの無料配信するなど、新たな展開が注目されている。
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