RYKEYDADDYDIRTY、舐達麻へのディス曲を発表 対立はBAD HOP含む三つ巴の様相に

RYKEYDADDYDIRTY / BUSTER CALL (Prod.dj honda )

ラッパー・RYKEYDADDYDIRTYさんが、新曲「BUSTER CALL」を12月6日に発表した。

YouTubeに投稿されたMVの概要欄には「一日で作ってやったぜ バカが」と記載。

歌詞には、「十部まで入れたそのメッキみてぇな刺青は入れすぎだ」「てめぇだけはその金の首輪だけはつけてこいよ/オメェの時計も 指輪も全部だからな」とあり、ヒップホップクルー・舐達麻およびメンバーのBADSAIKUSHさんへのディス曲だと思われる。

RYKEYDADDYDIRTYとBADHOPと舐達麻 三つ巴のビーフ

事の発端となったのは、2019年のRYKEYDADDYDIRTYさんがヒップホップクルー・BADHOPYZERRさんに行ったビーフ(ラッパー同士がリリックにおいて否定・侮辱し合うことを指すヒップホップの用語)。

同年4月、RYKEYDADDYDIRTYさんは、BADSAIKUSHさんとの連名でBAD HOPへのディス曲「You Can Get Again」を、舐達麻の運営レーベル・APHRODITE GANG HOLDINGSより発表。MVには、舐達麻のDELTA9KIDさんも出演している。
RYKEY × BADSAIKUSH「You Can Get Again」MV
しかしその後、RYKEYDADDYDIRTYさんは舐達麻及びBADSAIKUSHさんに対してもSNSなどで度々野次を飛ばしており、2人の間に何らかの亀裂が生じたことをうかがわせていた。

舐達麻がBAD HOPを曲で批判 RYKEYDADDYDIRTYは激昂

RYKEYDADDYDIRTYさんとBADHOPと舐達麻、ラッパー同士の対立の溝は深まりつつも、しばらくは冷戦状態が続いていた。

しかし、2023年9月のヒップホップフェス「THE HOPE 2023」のアフターパーティーで発生したRYKEYDADDYDIRTYさんとYZERRさんのトラブルおよび、そこに端を発し舐達麻をも巻き込んだ10月のヒップホップフェス「AH1」での乱闘騒動を経て、事態は急転。

乱闘騒動においてYZERRさんに掴み掛かられたBADSAIKUSHさん率いる舐達麻は、12月1日に「FEEL OR BEEF BADPOP IS DEAD」を発表。
舐達麻「FEEL OR BEEF BADPOP IS DEAD」MV
楽曲としてのクオリティと、過去の日本語ラップ史のビーフとその文化をサンプリング楽曲としてリスナーから高く評価され、YouTube急上昇1位に。大きな話題となった。

この楽曲は明確にBADHOPへのディス曲としてリリースされているが、歌詞の一部に「ビッチやポリスとポン中の戯言は問題外」「虚言癖の薬中と病院で診察」というリリックが存在し、RYKEYDADDYDIRTYさんはこの一節が自身を揶揄しているとして反応。

自身のSNSに「元大ポン中だったことなど世の中の全員が知っていること」「久々にイラつくぜ すぐ返してやるからな音源で」などと投稿していた(執筆現在、投稿は削除済み)。

なお、RYKEYDADDYDIRTYさんは「BUSTER CALL」発表の2日前にも新曲「KAMIKAZE」を発表している。
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10月の乱闘騒動がビーフに発展

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