東京一帯が湿った雪に包まれた2022年2月10日。
鎖GROUPのスタジオに現れたのはラッパー・RYKEY DADDY DIRTYさんとMU-TONさん。 RYKEY DADDY DIRTYさんは出所後初となるアルバム『RYKEY DADDY DIRTY』のリリースが迫るなか、MU-TONさんのアルバムプロデュースも行っていた。
この日、2人の制作現場に同席し、対談を収録した。
そうなるに至ったのは、出所後の制作期間中をMU-TONさんと過ごしたからだという。
では、なぜ2人は一緒にいるようになったのか? その疑問をぶつけてくれたのは、居合わせた鎖GROUPの漢 a.k.a. GAMIさんだった。 「俺にないものを持ってるなって」。MU-TONさんいわく、RYKEY DADDY DIRTYさんの“直感で生きている”部分がうらやましく感じたという。
これは、2021年に行ったMU-TONさんへのインタビューでも口にされていたことだ。「フリースタイルバトルでやってるように、曲ももっと直感的に書きたい」と。 対してRYKEY DADDY DIRTYさんも、MU-TONさんを高く評価する。
「やっぱり“叩き上げ感”。自分ひとりだけでわからせてきたっていうのが最大に敬意を払っている理由っすよね」(RYKEY DADDY DIRTY)
2人に共通するのは、何にも頼らず、マイク1本で周囲を納得させてきた叩き上げ感だ。
MU-TONさんは、バトルでの戦績と楽曲制作を両立させてきた。それは、RYKEY DADDY DIRTYさんにはできなかったことだったという。
この日は、ちょうどアルバムの制作作業が落ち着いてきたRYKEY DADDY DIRTYさんだったが、MU-TONさんのアルバム制作はむしろこれから佳境に入る様子。
MU-TONさんのアルバムは、RYKEY DADDY DIRTYさんとしても、自身初のプロデュースによるアルバムとなる。
「ラッパーは言いたいことがなくなったとこからが勝負だと思うんですよ」(MU-TON)
MU-TONさんには、言いたいことがなくなってしまった時期があった。
RYKEY DADDY DIRTYさんとの制作を通して、それを克服したという逸話も対談では語られている。
「人生を生きなきゃ、言葉すら生まれないし、思うことも出てこない」(RYKEY DADDY DIRTY)
人生を生きる。それがラップになる──あくまで自然体。
お互いのスタイルを活かした2人の独自の制作スタイルと、アルバムのトータルディレクションも務めているエンジニアのGATTEM G JONESを交えてのレコーディングの様子は対談動画にて。対談:RYKEY DADDY DIRTY × MU-TON 俺らが、壁の越え方を教える
思わず「やばすぎますよね?」とMU-TONさんも同意を求めるRYKEY DADDY DIRTYさんのエピソード。
そして、RYKEY DADDY DIRTYさんの次なる野望など、YouTubeに収めきれていない映像の続きは、KAI-YOU Premiumにて配信中。
鎖GROUPのスタジオに現れたのはラッパー・RYKEY DADDY DIRTYさんとMU-TONさん。 RYKEY DADDY DIRTYさんは出所後初となるアルバム『RYKEY DADDY DIRTY』のリリースが迫るなか、MU-TONさんのアルバムプロデュースも行っていた。
この日、2人の制作現場に同席し、対談を収録した。
RYKEY DADDY DIRTYとMU-TON、互いのリスペクト
「お互いに助言し合える関係」。RYKEY DADDY DIRTYさんは、2人の関係をそう評した。そうなるに至ったのは、出所後の制作期間中をMU-TONさんと過ごしたからだという。
では、なぜ2人は一緒にいるようになったのか? その疑問をぶつけてくれたのは、居合わせた鎖GROUPの漢 a.k.a. GAMIさんだった。 「俺にないものを持ってるなって」。MU-TONさんいわく、RYKEY DADDY DIRTYさんの“直感で生きている”部分がうらやましく感じたという。
これは、2021年に行ったMU-TONさんへのインタビューでも口にされていたことだ。「フリースタイルバトルでやってるように、曲ももっと直感的に書きたい」と。 対してRYKEY DADDY DIRTYさんも、MU-TONさんを高く評価する。
「やっぱり“叩き上げ感”。自分ひとりだけでわからせてきたっていうのが最大に敬意を払っている理由っすよね」(RYKEY DADDY DIRTY)
2人に共通するのは、何にも頼らず、マイク1本で周囲を納得させてきた叩き上げ感だ。
MU-TONさんは、バトルでの戦績と楽曲制作を両立させてきた。それは、RYKEY DADDY DIRTYさんにはできなかったことだったという。
ひねり出す必要もない言葉
対談収録後の3月にリリースされたアルバム『RYKEY DADDY DIRTY』。この日は、ちょうどアルバムの制作作業が落ち着いてきたRYKEY DADDY DIRTYさんだったが、MU-TONさんのアルバム制作はむしろこれから佳境に入る様子。
MU-TONさんのアルバムは、RYKEY DADDY DIRTYさんとしても、自身初のプロデュースによるアルバムとなる。
「ラッパーは言いたいことがなくなったとこからが勝負だと思うんですよ」(MU-TON)
MU-TONさんには、言いたいことがなくなってしまった時期があった。
RYKEY DADDY DIRTYさんとの制作を通して、それを克服したという逸話も対談では語られている。
「人生を生きなきゃ、言葉すら生まれないし、思うことも出てこない」(RYKEY DADDY DIRTY)
人生を生きる。それがラップになる──あくまで自然体。
お互いのスタイルを活かした2人の独自の制作スタイルと、アルバムのトータルディレクションも務めているエンジニアのGATTEM G JONESを交えてのレコーディングの様子は対談動画にて。
深くは言えない本当のストリートで
お互いに「好きじゃなかった」と語る2人のファーストコンタクト。思わず「やばすぎますよね?」とMU-TONさんも同意を求めるRYKEY DADDY DIRTYさんのエピソード。
そして、RYKEY DADDY DIRTYさんの次なる野望など、YouTubeに収めきれていない映像の続きは、KAI-YOU Premiumにて配信中。
ストリートの"深い"現場へ
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