ヒップホップクルー・舐達麻が新曲「FEEL OR BEEF BADPOP IS DEAD(prod. GREEN ASSASSIN DOLLAR & 7SEEDS)」を発表した。
曲中には、「お前の曲はパクリだ」「なにがパブロ?俺がピカソならお前はただの絵描き野郎」などと川崎出身のヒップホップクルー・BAD HOPを批判する歌詞がちりばめられている。
一方、曲のフックでは「あるべき形はこう すぐBeefにして曲は非情/(~中略~)/争いならぶち殺せばゴール/今おれらはまずBeatに問う/ネットに愚痴る事情や苦情なら/仲間と今日曲を書こう」と歌われており、暴力やSNSでのやり取りではなく、楽曲制作での表現を貫く姿勢を見せている。
発端となるのは、2019年に起きたRYKEYDADDYDIRTYさんとBADHOPのリーダー・YZERRさんのビーフ。You Can Get Again / RYKEY × BADSAIKUSH (prod.Fezbeatz)
その中で発表されたBAD HOPへのディス曲「You Can Get Again」に、RYKEYDADDYDIRTYさんと連名で舐達麻のBADSAIKUSHさんが参加。MVには同じく舐達麻のDELTA9KIDさんも出演している。
ただし、BADSAIKUSHさんは必ずしもこのBAD HOPへのディスには直接乗らず、「なにがどこで誰がどう マジで興味ねえ」とリリックでもそのスタンスを強調している。
さらにその後、RYKEYDADDYDIRTYさんは舐達麻をもSNSなどで公然と批判するようになっていた。
後日YZERRさんがInstagramライブで語ったところによると、アフターパーティーの会場でRYKEYDADDYDIRTYさんとYZERRさんが再びトラブルに。ジャパニーズマゲニーズや阿修羅MICさん、YZERRさんの双子の兄であるT-Pablowさんも加わり、禍根を残す結果になっていた。
10月に入ると、BAD HOPやジャパニーズマゲニーズに加え、舐達麻がヒップホップフェス「AH1」で同じステージに立つことに。
その際、阿修羅MICさんからジャパニーズマゲニーズの孫GONGさんと共に「THE HOPE 2023」のアフターパーティーでの一件を謝罪したいという連絡があったものの、YZERRさんが拒否。
自分たちの出番までに阿修羅MICさんたちを帰らせるようイベント側とも合意が取れていたという。
しかし、イベント当日YZERRさんがステージに向かおうとすると、会場には阿修羅MICさんと、阿修羅MICさんと仲の良い舐達麻の姿が。これまでの経緯もあったのか、YZERRさんは取材を受けている最中のBADSAIKUSHさんに掴みかかり、関係者の大勢を巻き込んだ乱闘騒動に。
当日のBAD HOPの出番は「機材トラブル」という理由でキャンセルとなり、来場者が撮影した騒動の様子がSNSで拡散。後日、YZERRさんはInstagramライブで経緯を説明することとなった。
11月24日には、阿修羅MICさんが今回の騒動に関する思いを歌った「UNTITLED」をリリース。阿修羅MIC - UNTITLED - (prod.FEZBEATZ)
「You Can Get Again」にもビートを提供したFEZBEATZさんを迎え「双子の兄妹嫌いじゃねーが/お前らのやり方は好きじゃねーな/事実と違う理屈を並べて/歪な言葉よりリリックで書けよ」とBADHOPを批判している。
BUDS MONTAGE / 舐達麻(prod.GREEN ASSASSIN DOLLAR)
ジャジーで落ち着いたビートに、自分たちのハードな経験を描くリリックを載せた楽曲でヘッズから強い支持を集めている。
2018年から2019年にかけて精力的な楽曲リリースを行い、一気にシーンのトップへと駆け上った。
その後、2021年から2022年にかけては表立った活動を縮小するも、2022年12月に「BLUE IN BEATS」、2023年1月に「ALLDAY」をリリース。
8月には世界的なタトゥーアーティスト・GAKKINさんとのポップアップストアを開催するなど、再び活動の場を広げている。密着:舐達麻×GAKKIN 普通だけど特別な空間
YZERRさん、T-Pablowさん、Tiji Jojoさん、Benjazzyさん、Yellow Patoさん、Barkさん、G-K.I.Dさん、Vingoさんの8人を中心に活動している。BADHOP "BreatH of South" IN 日本武道館 "Asian Doll" - feat. T-Pablow, Vingo & Yellow Pato
YZERRさんとT-PablowさんがそれぞれMCバトルの大会「BAZOOKA!!! 高校生RAP選手権」で優勝し、シーンで頭角を現していく。
その後、2018年11月には日本武道館でワンマンライブ「BreatH of South」を開催。2020年2月には新型コロナウイルスの感染拡大を受け、横浜アリーナでのワンマンライブ「BAD HOP WORLD」を無観客ライブとして敢行し話題に。
現在に至るヒップホップシーンの盛り上がりを象徴するクルーとして知られる。
2023年5月に開催されたヒップホップフェス「POP YOURS 2023」で解散を発表。2024年2月19日(月)に東京ドームで解散ライブ「BAD HOP THE FINAL at TOKYO DOME」が開催される。
曲中には、「お前の曲はパクリだ」「なにがパブロ?俺がピカソならお前はただの絵描き野郎」などと川崎出身のヒップホップクルー・BAD HOPを批判する歌詞がちりばめられている。
一方、曲のフックでは「あるべき形はこう すぐBeefにして曲は非情/(~中略~)/争いならぶち殺せばゴール/今おれらはまずBeatに問う/ネットに愚痴る事情や苦情なら/仲間と今日曲を書こう」と歌われており、暴力やSNSでのやり取りではなく、楽曲制作での表現を貫く姿勢を見せている。
2019年から続く、舐達麻とBADHOPの因縁
舐達麻とBAD HOPの因縁は、これまで数年に渡って続いてきた。発端となるのは、2019年に起きたRYKEYDADDYDIRTYさんとBADHOPのリーダー・YZERRさんのビーフ。
ただし、BADSAIKUSHさんは必ずしもこのBAD HOPへのディスには直接乗らず、「なにがどこで誰がどう マジで興味ねえ」とリリックでもそのスタンスを強調している。
さらにその後、RYKEYDADDYDIRTYさんは舐達麻をもSNSなどで公然と批判するようになっていた。
10月のフェス「AH1」で起きた乱闘騒動
その後、それらの対立が再燃したのが2023年9月に開催されたヒップホップフェス「THE HOPE 2023」のアフターパーティーでのこと。後日YZERRさんがInstagramライブで語ったところによると、アフターパーティーの会場でRYKEYDADDYDIRTYさんとYZERRさんが再びトラブルに。ジャパニーズマゲニーズや阿修羅MICさん、YZERRさんの双子の兄であるT-Pablowさんも加わり、禍根を残す結果になっていた。
10月に入ると、BAD HOPやジャパニーズマゲニーズに加え、舐達麻がヒップホップフェス「AH1」で同じステージに立つことに。
その際、阿修羅MICさんからジャパニーズマゲニーズの孫GONGさんと共に「THE HOPE 2023」のアフターパーティーでの一件を謝罪したいという連絡があったものの、YZERRさんが拒否。
自分たちの出番までに阿修羅MICさんたちを帰らせるようイベント側とも合意が取れていたという。
しかし、イベント当日YZERRさんがステージに向かおうとすると、会場には阿修羅MICさんと、阿修羅MICさんと仲の良い舐達麻の姿が。これまでの経緯もあったのか、YZERRさんは取材を受けている最中のBADSAIKUSHさんに掴みかかり、関係者の大勢を巻き込んだ乱闘騒動に。
当日のBAD HOPの出番は「機材トラブル」という理由でキャンセルとなり、来場者が撮影した騒動の様子がSNSで拡散。後日、YZERRさんはInstagramライブで経緯を説明することとなった。
阿修羅MICもBADHOPへのディス曲をリリース
その後、楽曲に場を移して関係者たちのやり取りが続いている。11月24日には、阿修羅MICさんが今回の騒動に関する思いを歌った「UNTITLED」をリリース。
熊谷を拠点に活動する舐達麻
舐達麻は、埼玉・熊谷を拠点に活動するヒップホップクルー。BADSAIKUSHさん、DELTA9KIDさん、G-PLANTSさんの3人を中心に活動している。2018年から2019年にかけて精力的な楽曲リリースを行い、一気にシーンのトップへと駆け上った。
その後、2021年から2022年にかけては表立った活動を縮小するも、2022年12月に「BLUE IN BEATS」、2023年1月に「ALLDAY」をリリース。
8月には世界的なタトゥーアーティスト・GAKKINさんとのポップアップストアを開催するなど、再び活動の場を広げている。
川崎市を拠点に活動するBAD HOP
BAD HOPは、神奈川県川崎市を拠点に活動するヒップホップクルー。YZERRさん、T-Pablowさん、Tiji Jojoさん、Benjazzyさん、Yellow Patoさん、Barkさん、G-K.I.Dさん、Vingoさんの8人を中心に活動している。
その後、2018年11月には日本武道館でワンマンライブ「BreatH of South」を開催。2020年2月には新型コロナウイルスの感染拡大を受け、横浜アリーナでのワンマンライブ「BAD HOP WORLD」を無観客ライブとして敢行し話題に。
現在に至るヒップホップシーンの盛り上がりを象徴するクルーとして知られる。
2023年5月に開催されたヒップホップフェス「POP YOURS 2023」で解散を発表。2024年2月19日(月)に東京ドームで解散ライブ「BAD HOP THE FINAL at TOKYO DOME」が開催される。
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