お香を“遊び”で楽しむ 伝統文化「香道」から着想を得たボドゲ発売

お香を“遊び”で楽しむ 伝統文化「香道」から着想を得たボドゲ発売
お香を“遊び”で楽しむ 伝統文化「香道」から着想を得たボドゲ発売
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お香の香りで遊ぶボードゲーム香感覚』がクラウドファンディングサイト・Makuakeにて発売される。

同作を手掛けたのはenchant chant gaming。11月30日(木)20時より販売が開始される(外部リンク)。

封入されている5種類の香りの調合/監修は、麻布十番にある和の香りの専門店「麻布香雅堂」が担当している。

『香感覚』を遊ぶと人はこうなる

伝統文化・香道からインスピレーションを得た『香感覚』

『香感覚』の制作は、日本の伝統的な芸道である「香道」がインスピレーション元。

香道は希少な香木を焚いて香りを鑑賞する文化で、複数の香りを聞き分けられるか試す「組香」という遊びがある。(香道では、香りを感じ取ることを「聞く」と表現する。)

お香を嗅ぎ、どんな匂いかを言語化する

複雑なお香の香りを記憶に留めたり、言葉にしたりする難しさが『香感覚』には落とし込まれている。

「なんとも言えない香りのお香」を嗅ぎ、印象に近い言葉を選ぶ「香感覚」

『香感覚』では、親と子に分かれたプレイヤー同士がそれぞれ「なんとも言えない香りのお香」を嗅ぎ、印象に近い言葉をお題から選び、答えを一致させることを目指す。

「香感覚」遊び方/画像はenchant chant gamingのXより

まずは親がお題カードから近い印象の言葉を選択。子は「親がどんな答えを選んだか」を予想する。両者の答えが一致したら正解となる。

全部で5種類のお香をすべて試し終えるまでに3回失敗してしまったらバッドエンド。失敗が2回以下ならハッピーエンドとなる。

ゲームに関するZINEの制作などを行うenchant chant gaming

「香感覚」を開発したenchant chant gamingは、ボードゲームとエッセイを制作する集団。

「切り抜き動画からデザイン潮流まで」をテーマに掲げて2022年より活動を開始。

ゲーム文化に関するエッセイやインタビューを集めたZINEなどを制作し、文学フリマ等のイベントで頒布している。

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