ユニットとしての活動を前面に ReGLOSSの“挑戦”
前述した通り、ReGLOSSはユニットとしての活動に力を入れているように見える。最も分かりやすいのはデビューと同時に公開されたユニット曲「瞬間ハートビート」だろう。この曲は音楽活動をテーマとして活動していくReGLOSSの顔ともいえる1曲であり、デビューと同時に発表するには入念な準備が必要となったはずだ。
ホロライブでは、デビュー直後から先輩タレントとコラボできるようになるまでに一定の期間が置かれる。その期間内には必然的に同期とのコラボが多くなり、解禁以降、先輩タレント含め新たな関わりが増えて行く。
ReGLOSSの面々もコラボ解禁以降、それぞれ他の先輩タレントたちとコラボしているのだが……一方で同期とのコラボも相変わらず続いている。
これだけならただ仲が良いというだけかもしれないが、ホロライブプロダクションの公式X(旧Twitter)では、hololive DEV_ISの公式YouTubeチャンネルで毎月10日にコラボ配信が行われることも発表されている(外部リンク)。
運営としても、ユニットとしての活動を押し出している様子が窺える。
公式チャンネルで、特定のユニットが定期的に配信を行うのも、ホロライブとしては異例のことである。
3Dモデルお披露目も遠くない? ReGLOSSが挑戦するのは「歌とダンス」
音楽活動を主軸とするReGLOSS。カバー社のnote(外部リンク)によれば、彼女たちがこれから挑戦するのは「歌とダンス」だと語られている。「歌」については、今後も5人全員や特定のペアによる「歌ってみた」が投稿されていくとのこと。運営側から「歌ってみた」に関するアナウンスが行われるのは珍しい。
また、「瞬間ハートビート」に続く2ndシングルの制作も決定。今後、絶えず彼女たちの歌が提供されていく中で、その成長を感じて行くことができるだろう。 そして「ダンス」に関しては、3Dモデルに関しても「メンバーは3Dでの披露に備え、これから歌の練習に励んでいる日々の中、ダンスの基礎練習を実施していきます」「まずは3Dお披露目配信が実施できるよう彼女たちの挑戦と成長は続いていきます」と言及。
ホロライブ所属のタレントは、7月にデビューしたホロライブEnglish・Adventを除き、全員が3D化を果たしている。
ReGLOSSのメンバーもいずれは3Dモデルを手に入れるだろうが、通例としてVTuberの3Dモデル発表は、半年以上経ってから行われるもの。デビューから2ヶ月も経っていない段階で言及がされたことから、そう遠くないタイミングでお披露目が行われるかもしれない。
ReGLOSSのデビューから半年後となる2024年3月には、ホロライブ最大級のオフラインイベント「hololive SUPER EXPO 2024」および「hololive 5th fes.」が控えている。 もし、ここまでにReGLOSSのメンバーたちの3Dモデル発表が叶えば、幕張メッセという大舞台で初めてリアルライブに参加する可能性も十分にあり得るだろう。
音楽活動を主軸にするReGLOSSにとって、大勢のファンの前で歌とダンスを見せる姿は、紛れもなく“挑戦”と“成長”の1ページとなるはずだ。
3Dモデルを手に入れることでReGLOSSは加速する
実際のところ、「hololive 5th fes.」の舞台に彼女たちが立てるのかはまだわからない。しかし、3Dモデルという選択肢は、“成長”と“挑戦”を見せるというコンセプトのhololive DEV_ISに所属するReGLOSSにとって、欠かせない存在であることは間違いない。
一口に「音楽活動」と言っても、その有り様は様々だ。「歌」や「ダンス」を磨いて女性ボーカル&ダンスグループとして活動する以外にも、例えば、楽器を練習してガールズバンドを組むといった形もあるかもしれない。
そういった彼女たちの“挑戦”をファンに示すためには、動きに制約があるLive2Dでは足りず、3Dモデルの姿が欠かせない。 現状でも定期的に様々なコンテンツが供給され、ユニットとして挑戦する姿を見せているReGLOSS。この先彼女たちがどのような“挑戦”と“成長”を見せてくれるのだろうか。
※記事初出時より一部記述を改めました。
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