「京アニ放火事件」ドキュメンタリー番組 初公判迫るなか関西テレビで放送

「京アニ放火事件」ドキュメンタリー番組 初公判迫るなか関西テレビで放送
「京アニ放火事件」ドキュメンタリー番組 初公判迫るなか関西テレビで放送

『ザ・ドキュメント 猛火の先に ~京アニ事件と火を放たれた女性の29年~』/画像はYouTubeで公開されている予告から

ドキュメンタリー番組『猛火の先に ~京アニ事件と火を放たれた女性の29年~』が、9月1日(金)1時25分〜2時25分まで関西テレビ(関西ローカル)で放送される。

京都アニメーション放火殺人事件青葉真司被告の主治医をつとめた上田敬博教授らを追ったドキュメンタリーとなる。

発生から4年経った京都アニメーション放火殺人事件

2019年7月18日に発生した京都アニメーション放火殺人事件では、アニメ制作会社・京都アニメーションの第1スタジオが放火され、同社の社員ら36人が死亡、32人が重軽傷を負った。

CLANNAD』『けいおん!』『響け!ユーフォニアム』『ヴァイオレット・エヴァーガーデン』などで知られる、日本を代表するアニメ制作会社を襲った突然の惨事として、大きな衝撃をもって報道された。

それから約4年。スタジオ内でガソリンをまいて火を付けたとして起訴された青葉真司被告の初公判が、9月5日(火)に開かれる。

青葉真司被告の主治医らを取材したドキュメンタリー

『ザ・ドキュメント 猛火の先に ~京アニ事件と火を放たれた女性の29年~』予告
『猛火の先に ~京アニ事件と火を放たれた女性の29年~』は、自身も全身に火傷を負った青葉真司被告の主治医、鳥取大学医学部附属病院の上田敬博教授らを追った関西テレビのドキュメンタリー番組。

複雑な思いを抱えた上田敬博教授ら医療チームの面々に取材した内容が語られる。

また、京都アニメーション放火殺人事件とは別の事件で全身に火傷を負い、皮膚移植など29回にもわたる手術に耐えた岡本真寿美さんも番組に出演。

火傷を負った被害者の苦しみが痛いほどわかるからこそ、京アニ事件も他人事とは思えない。火傷によって人生が180度変わってしまった岡本真寿美さんの証言も放送される。

番組のナレーターは俳優の伊藤淳史さんが担当。

公式サイトで「青葉被告を治療した医療チームが、どれだけの思いを持って彼に向き合ったかに注目してほしいです。医師としてやるべきことに全力を尽くしただけの人たちが、いまだに心に何かを抱えているという現実をぜひみなさんに見ていただいて、いろんなことを感じてもらえたらなと思います。知るだけでも、全然違うと思いました」などとコメントしている(外部リンク)。
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