谷川流さんによるライトノベル「涼宮ハルヒ」シリーズ4年ぶりの新刊『涼宮ハルヒの劇場』が、11月29日(金)に刊行される。定価は770円(税込)。
公式Xでは前日から何かしらの動きがあることが予告されており、8月31日に正式発表された。
カバーイラストは、これまでシリーズのイラストを手がけてきたいとうのいぢさんが担当している。
「涼宮ハルヒ」シリーズの全話無料公開が決定
新刊の刊行決定を記念し、小説のサブスクリプションサービス「カクヨムネクスト」で「涼宮ハルヒ」シリーズの全話無料公開が決定した。
シリーズ第1作『涼宮ハルヒの憂鬱』からはじまる既刊の全話を、時系列順に並び替え、Web連載用に再構成して順次公開する。
さらに、『涼宮ハルヒの劇場』刊行1ヶ月前の11月1日(金)から、本作を先行公開する。公開スケジュールなどの詳細は「カクヨムネクスト」まで(外部リンク)。
『涼宮ハルヒの劇場』ティザーサイトで公開されたあらすじ
「勇者ハルヒよ」気づけば王宮にいた俺たちは王様から邪悪な魔王を倒すよう依頼され――って、ちょっと待て、この『世界』は何なんだ? わけが解らないまま朝比奈さんの魔法が炸裂して任務達成かと思いきや、長門の「ミッションインコンプリート」の呟きとともに宇宙空間へ飛んだかと思うと舞台は西部劇、果ては神話世界へ――。これはいったい誰の仕業だ。そしてハルヒ、今度のお前は何を想っているんだ? 奇想天外の第13巻!
また、ところざわサクラタウンでのリアルイベントも告知。
ポップアップショップの開催や、アニメ映画『涼宮ハルヒの消失』の上映会が行われる。
谷川流による人気ライトノベル「涼宮ハルヒ」シリーズ
「涼宮ハルヒ」シリーズは、谷川流さんによる作品。
非日常を求め、破天荒な言動で周囲を振り回すヒロイン・涼宮ハルヒらの学園生活が描かれている。
2003年に第1作『涼宮ハルヒの憂鬱』が刊行。2020年11月までに全12巻が発売されており、全世界累計発行部数は2000万部を超える。
現在Kindleストアなど主要電子書籍サイトでは、8月16日から本編およびコミカライズ、スピンオフ作品が全巻88円になるセール「エンドレスエイトフェア」を開催中。
これは京都アニメーション制作のTVアニメ版において、ハルヒたちが夏休みの同じ期間をループするという内容を踏まえ、8話続けてほぼ同じ内容を放送したエピソード「エンドレスエイト」にちなんだセールとなる。
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