250ページを超える完全書き下ろし「鶴屋さんの挑戦」のほか、画集・雑誌に掲載された2編の短編を収録。
全国書店・ネット書店で9月1日(火)0時より予約受付を開始。価格は720円(税抜)。
また、新作発売を記念して、シリーズ初となる公式Twitterアカウントが開設された。
‼㊗超速報🎊‼
— 涼宮ハルヒの公式 (@haruhi_official) August 31, 2020
「涼宮ハルヒ」シリーズ待望の最新刊が発売決定
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『涼宮ハルヒの直観』
11月25日発売決定!
明日9月1日から各書店にて予約受付開始!https://t.co/u5JyJMuR4F pic.twitter.com/2Ib3ghGuGZ
平成を代表する名作「涼宮ハルヒ」シリーズ
全世界での累計発行部数が2000万部を超える人気ライトノベル「涼宮ハルヒ」シリーズ。超常的な能力の持つ女子高生・涼宮ハルヒが設立した学校非公式クラブ・SOS団のメンバーを中心に、様々な展開が繰り広げられるSF学園ストーリーだ。
現在までに全11巻が発売されており、加えて漫画版やスピンオフ作品も多数。
京都アニメーション制作によるTVアニメ化・劇場アニメ化など、数多くのメディアミックスが展開される平成を代表する作品の一つとして知られている。
「あてずっぽナンバーズ」
SOS団総出の初詣。鶴屋さんから借りたという着物に身を包んだ、ハルヒと長門と朝比奈さんはなかなか壮観だった。そんな中、古泉がふと呟いた数字の意味とは――
※『いとうのいぢ画集 ハルヒ百花』収録
「七不思議オーバータイム」
初夏の気配を感じる放課後。ハルヒ不在の部室に、ある珍客が訪れる。ミステリ研究部に所属する彼女が言うには、ハルヒが「学校の七不思議」に興味を持っているらしく――
※『ザ・スニーカー LEGEND』収録
「鶴屋さんの挑戦」
滅多に使われないSOS団直通アドレスに、ふいにメールが届く。差出人は現在旅行中で学校を欠席している鶴屋さんだった。「問題を出すから、皆の衆には解答をお願いするよ」というメールに添付されていたのは、謎の旅の思い出話。それは、鶴屋さんからSOS団への挑戦状だった――
※書き下ろしエピソード 『涼宮ハルヒの直観』収録内容
ハルヒ再始動の兆しはあった?
2000年代を代表する作品として、2007年まで定期的に続巻の刊行が重ねられてきたが、2011年に『涼宮ハルヒの驚愕』が刊行されて以降、原作の動きは途絶えていた。唯一2013年にイラストを担当してきたいとうのいぢさんの画集『ハルヒ百花』に短編「あてずっぽナンバーズ」が掲載されたのみで、目立った動きはなかった。
しかし2018年に入ると、1号限りの復活を果たした雑誌『ザ・スニーカーLEGEND』に新作書き下ろし短編「七不思議オーバータイム」が掲載され大きな話題に。
さらに同年、これまでのテイストをガラッと変えてイラストを使用しない表紙でによる「涼宮ハルヒ」シリーズ新装版が連続刊行され、読者は再始動の兆しを感じ取っていたのもまた事実だ。
いずれにしろ、令和2年にしていよいよ9年ぶりの新作が刊行されることとなり、待ちわびてきた多くの読者が沸き、その人気の健在ぶりが伝わってくる。
9年半ぶりはびっくり!
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作品情報
『涼宮ハルヒの直観』
- 発行
- KADOKAWA(角川スニーカー文庫)
- 定価
- 本体720円+税
- 発売日
- 2020年11月25日(水)
- 判型
- 文庫判
- 商品形態
- 文庫
- ISBN
- 9784041107928
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