ラノベの50年間を俯瞰するガイドブック刊行 歴史的な名作100冊を紹介

ラノベの50年間を俯瞰するガイドブック刊行 歴史的な名作100冊を紹介
ラノベの50年間を俯瞰するガイドブック刊行 歴史的な名作100冊を紹介

書籍『ライトノベル50年・読んでおきたい100冊』のカバーイラスト(デザインは仮のもの)/画像はAmazonから

書籍『ライトノベル50年・読んでおきたい100冊』が、3月24日(月)に玄光社から刊行される。

著者はアニメのオフィシャルライターなどをつとめる太田祥暉さん。数千冊のライトノベルを読破してきた著者が、選りすぐりの100冊を紹介する。定価は1980円(税込)。

ライトノベルの装画などを手がけ、平山寛菜名義ではTVアニメ『彼女、お借りします』や『【推しの子】』のキャラクターデザインをつとめたkappeさんがカバーイラストを担当した。

ラノベ最初期から現在までの半世紀を俯瞰するガイドブック

『ライトノベル50年・読んでおきたい100冊』は、ライトノベル史の最初期を担ったソノラマ文庫(朝日ソノラマ)の創刊から50年が経った2025年に刊行される。

著者の太田祥暉さんは、アニメのオフィシャルガイドブックやBlu-ray特典のブックレットなど、紙とWeb問わずアニメジャンルで活躍するライターの一人。

ライトノベルに対する造形も深く、2021年にはラノベの潮流について解説した『ライトノベルの新潮流 (その進化と変容の道筋を読み解く!)』では、著者の一人に名を連ねている。

2021年に刊行された『ライトノベルの新潮流 (その進化と変容の道筋を読み解く!)』/画像はAmazonより

そんな太田祥暉さんが新刊『ライトノベル50年・読んでおきたい100冊』で紹介するのは、この50年で生まれた歴史に残る傑作や懐かしの話題作から厳選した100冊だ。

クラッシャージョウ』『ロードス島戦記』といった1970年〜80年代に発表された作品から、『VTuberなんだが配信切り忘れたら伝説になってた』『時々ボソッとロシア語でデレる隣のアーリャさん』など2020年代の新しい作品までピックアップ。

各作品の解説を読みながら、ライトノベル史と時代性を俯瞰できるガイドブックになっている。

『ライトノベル50年・読んでおきたい100冊』で紹介する作品

『ライトノベル50年・読んでおきたい100冊』が紹介する作品(一部/敬称略)

「クラッシャージョウ」(高千穂遥)
「ロードス島戦記」(水野良 / 原案:安田均)
「スレイヤーズ」(神坂一)
「十二国記」(小野不由美)
「〈ブギーポップ〉シリーズ」(上遠野浩平)
「フルメタル・パニック!」(賀東招二)
「キノの旅 the Beautiful World」(時雨沢恵一)
「イリヤの空、UFOの夏」(秋山瑞人)
「〈戯言〉シリーズ」(西尾維新)
「灼眼のシャナ」(高橋弥七郎)
「〈涼宮ハルヒ〉シリーズ」(谷川流)
「とある魔術の禁書目録」(鎌池和馬)
「デュラララ!!」(成田良悟)
「空の境界」(奈須きのこ)
「狼と香辛料」(支倉凍砂)
「とらドラ!」(竹宮ゆゆこ)
「嘘つきみーくんと壊れたまーちゃん」(入間人間)
「俺の妹がこんなに可愛いわけがない」(伏見つかさ)
「ソードアート・オンライン」(川原礫)
「やはり俺の青春ラブコメはまちがっている。」(渡航)
「デート・ア・ライブ」(橘公司)
「ビブリア古書堂の事件手帖」(三上延)
「ノーゲーム・ノーライフ」(榎宮祐)
「オーバーロード」(丸山くがね)
「冴えない彼女の育てかた」(丸戸史明)
「薬屋のひとりごと」(日向夏)
「ダンジョンに出会いを求めるのは間違っているだろうか」(大森藤ノ)
「この素晴らしい世界に祝福を!」(暁なつめ)
「Re:ゼロから始める異世界生活」(長月達平)
「転生したらスライムだった件」(伏瀬)
「異世界居酒屋「のぶ」」(蝉川夏哉)
「本好きの下剋上~司書になるためには手段を選んでいられません~」(香月美夜)
「時々ボソッとロシア語でデレる隣のアーリャさん」(燦々SUN)
「VTuberなんだが配信切り忘れたら伝説になってた」(七斗七)

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