『スレイヤーズ』18年ぶり新刊、売切続出 異例の大重版へ

『スレイヤーズ』18年ぶり新刊、売切続出 異例の大重版へ
『スレイヤーズ』18年ぶり新刊、売切続出 異例の大重版へ

『スレイヤーズ16 アテッサの邂逅』

POPなポイントを3行で

  • 売り切れ続出の『スレイヤーズ』新刊
  • 18年ぶりの続編が大好評
  • 今回の重版分まで表紙がリバーシブル仕様
10月20日に発売された小説『スレイヤーズ』の18年ぶりの新刊『アテッサの邂逅』(KADOAKWA ファンタジア文庫刊)が各書店売り切れ続出。

発売から1週間を経たずして、異例の大重版が行われることが発表された。重版分は11月上旬に書店に届けられるという。

ライトノベル、ファンタジー小説の金字塔

『スレイヤーズ』は、神坂一さんによるファンタジー小説。シリーズ累計2000万部を売り上げ、幾度となくアニメ化、映画化もされている。

1990年に第1巻が刊行。完成された世界観と個性豊かなキャラクターたちが繰り広げる冒険活劇によって、当時はまだ知られざる存在だったライトノベルという小説ジャンルを一般層にまで広げた。

2000年に刊行された第15巻『デモン・スレイヤーズ!』にて、本編が終了。その後は外伝の「すぺしゃる」「すまっしゅ。」シリーズとして刊行が続いていたが、本編の再開は18年ぶりとなる。

待望の再開に各種書店では売り切れが続出。Amazonでは一時、プレミア価格で取り引きされていた。

今回の重版分までカバーがリバーシブル仕様

今回発表された重版分まで、カバーがリバーシブルとなっており、裏側はかつてのファンタジア文庫(旧:富士見ファンアタジア文庫)の統一デザインとなっている。 2000年までリアルタイムで読んで集めていた読者にとっては、またとない嬉しい仕様。

現在は手に入りづらい状態となっているが、まだ購入できていない人は、11月上旬の重版分の到着を待ちたい。

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