「スレイヤーズVSオーフェン」復刊 二大作家コラボの幻の作品 新たなコラボ企画も始動

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「スレイヤーズVSオーフェン」復刊 二大作家コラボの幻の作品 新たなコラボ企画も始動
「スレイヤーズVSオーフェン」復刊 二大作家コラボの幻の作品 新たなコラボ企画も始動
2001年に発表された『スレイヤーズVSオーフェン』が、2013年に復活する。同作は、富士見ファンタジア文庫の看板作品『スレイヤーズ』と『魔術士オーフェン』のコラボ小説である。
富士見ファンタジア文庫は、2013年に創刊25周年を迎える。それを記念した特別企画として、同レーベルの名作を単行本として復刊する。その第1弾として『スレイヤーズVSオーフェン』が選ばれた。9月20日発売に本作と『ドラゴンズ・ウィル』の2作品が発売される。

宮龍院シア

『スレイヤーズVSオーフェン』は、2001年にライトノベル誌「ドラゴンマガジン」の増刊「ファンタジアバトルロイヤル」で実現した。その後、2005年に限定版として刊行されたが、入手できなかった人も多い作品だ。ファンタジア文庫25周年の節目に人気作同士のコラボ小説が復活する。

さらにビッグなニュースもある。『スレイヤーズ』の神坂一さんと『魔術士オーフェン』の秋田禎信さんの完全新作小説の発売が決定した。『スレイヤーズVSオーフェン』でのコラボレーションが、13年の時を経て新企画として始動する。
新作小説はシェアードキャラクターという手法を取り入れている。著者2人がキャラクターと世界観設定を共同で制作し、それを元に小説を執筆するシステムだ。共通メインヒロインに宮龍院シアというキャラクターが設定されている。
タイトルは神坂版が『メックタイタン ガジェット 巨甲闘士グランアース』、秋田版が『メックタイタン ガジェット 虐殺機イクシアン』となり、10月19日に同時発売される。どのような内容に仕上がっているのか、こちらにも注目していきたい。

宮龍院シア

一方の『ドラゴンズ・ウィル』は1998年に刊行された榊一郎さんのデビュー作だ。榊さんは2013年10月にテレビアニメがスタートする『アウトブレイク・カンパニー』や、アニメ化企画進行中の『棺姫のチャイカ』の著者として知られている。
今回の単行本では、文庫未収録の短編も収録した完全版として刊行される。ライトノベル界の第一線を走り続ける榊さんの原点を読むことができる。
[高橋克則]

富士見書房
http://fujimishobo.co.jp/sp/book/

『ドラゴンズ・ウィル』

著: 榊一郎
判型: 四六判
定価: 1500円(税別)
発売日: 2013年9月20日
《高橋克則》

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スレイヤーズVSオーフェン

著者:Array
発売 : 2013年9月18日
価格 : 1,680円(税込み)
発売元 : 富士見書房

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