10月13日(木)まで行われている「ニコニコカドカワ祭り2022」の関連企画で、電子書籍が最大50%OFFになるセールが開催されています。
この記事では、セール対象のライトノベルやエッセイからオススメの10作品をご紹介。簡単なレビューも添えてあるので、お買い物の参考にご活用ください!
セール対象のオススメ漫画10作品も紹介しているので併せてどうぞ。
目つきの悪さでヤンキーと誤解されがちな心優しい青年・高須“竜”児と、小柄な身体に凶暴さ秘めた“手乗りタイガー”こと逢坂大河。この竜と虎、2人を中心にした学園ラブコメです。
お互いの親友に恋した2人が協力し合うことを誓う序盤から中盤、周囲を巻き込み関係性が激変していく怒涛の終盤と見どころは尽きません。
全編通してコミカルな描写と繊細な心理描写をかき分けて完走した作者・竹宮ゆゆこさんの筆致もお見事。おすすめです! アニメも良き!
目的のためなら卑怯な手段も土下座もいとわない主人公・カズマ、本物の女神とはいえイマイチ信用がない相棒・アクア、一つの魔法しか使えない&1回それ使用するだけでぶっ倒れるめぐみん、大貴族の令嬢で騎士なのに骨の髄までマゾヒストのダクネスなどなど。
個性が爆発し切っている登場人物たちが起こす問題行動の数々と、ハチャメチャな展開が読者を飽きさせません。
1990年発売の1巻から外伝、短編集も含めると既刊約50巻の大作シリーズです。
5回のアニメ化と劇場版の上映、ゲーム化、コミカライズなどメディアミックスも豊富ですが、その原点はここに詰っています。
2018年には18年ぶりとなる続編『アテッサの邂逅』も発売され、満を持しての第3部が始動。その世界観をさらに広げています。
趣味はなく、両親も友達もいない小熊が、スーパーカブを通して少しずつ何かを得ていく様が淡々と描かれます。時々出てくるバイク乗りあるあるも「へえ」となる。
人付き合いに積極的ではなかった小熊がゆっくり確実に世界を広げていく描写が、スーパーカブの遅すぎず速すぎずなスピードで走る様子と重なるところが、個人的なハマりポイントです。
いわゆる魔法が存在する異世界の、天才的な魔道の才能を持っていた少女・ターニャに転生した日本のキレ者サラリーマンが主人公。
ターニャが持っていた魔導の才能と、もともと持っていた合理性や分析能力などを活かして、敵国を蹂躙する軍人となった主人公を中心にした戦記物です。
ガチガチのミリタリー描写も多いため人を選ぶ作品ですが、ハマる人はドハマリする名作です。漫画版、アニメ版も名作なので未読・未視聴の方はぜひこの機会に!
ファンには神聖視され、アンチには不遜と蔑まれる現代のカリスマが、赤裸々に自身のこれまでや成功の秘訣を明かした内容になっています。
本書の評価も真っ二つと、まさにコムドットを巡る世情を反映したものになっていますが、みなさんの目にはどう映るでしょうか。
2020年12月に発売され10万部を超えるベストセラーになった本書は、この夏、大幅にアップデートされた「極限バージョン」も発売されました。
緻密に計算された動画の編集方法、日常や恋愛、人生哲学まで、てつやさんの魅力がぎっしり詰め込まれています。
だいたいの動画で泥酔するかギャンブルしている、料理動画の包丁パートで指を切らないか心配、なんとも小気味いい字幕と、いろんな魅力(?)を持っているにゃんたこさんのエッセンスがいい感じにブレンドされています。
誰にでも訪れるような日常を、独特のユーモアと言葉選びで笑える物語に変えてしまうエッセイの数々は、ふとした瞬間に読みたくなるスルメ本です。
スパイの養成学校「D機関」で育て上げられたスパイたちが、各国で暗躍するというのがシリーズを通してのプロット。鮮やかな手法でピンチをチャンスに変えてしまうスパイたちの活躍と、その裏で走る秘密や策謀が読ませます。
アニメや映画もありますが、まずは原点となるこちらから足を踏み入れてみてはいかがでしょうか。
セール対象のオススメ漫画10作品も紹介しているので併せてどうぞ。
目次
『とらドラ!』
今回セールで個人的に一番テンションが上がった『とらドラ!』。目つきの悪さでヤンキーと誤解されがちな心優しい青年・高須“竜”児と、小柄な身体に凶暴さ秘めた“手乗りタイガー”こと逢坂大河。この竜と虎、2人を中心にした学園ラブコメです。
お互いの親友に恋した2人が協力し合うことを誓う序盤から中盤、周囲を巻き込み関係性が激変していく怒涛の終盤と見どころは尽きません。
全編通してコミカルな描写と繊細な心理描写をかき分けて完走した作者・竹宮ゆゆこさんの筆致もお見事。おすすめです! アニメも良き!
『この素晴らしい世界に祝福を!』
異世界転生×コメディの傑作、暁なつめさんによる“このすば”こと『この素晴らしい世界に祝福を!』。目的のためなら卑怯な手段も土下座もいとわない主人公・カズマ、本物の女神とはいえイマイチ信用がない相棒・アクア、一つの魔法しか使えない&1回それ使用するだけでぶっ倒れるめぐみん、大貴族の令嬢で騎士なのに骨の髄までマゾヒストのダクネスなどなど。
個性が爆発し切っている登場人物たちが起こす問題行動の数々と、ハチャメチャな展開が読者を飽きさせません。
『スレイヤーズ』(新装版)
ライトノベルの歴史に名を刻む神坂一さんの名作『スレイヤーズ』。1990年発売の1巻から外伝、短編集も含めると既刊約50巻の大作シリーズです。
5回のアニメ化と劇場版の上映、ゲーム化、コミカライズなどメディアミックスも豊富ですが、その原点はここに詰っています。
2018年には18年ぶりとなる続編『アテッサの邂逅』も発売され、満を持しての第3部が始動。その世界観をさらに広げています。
『スーパーカブ』
天涯孤独の主人公・小熊が、HONDAのオートバイ・スーパーカブと出会い、些細ながらも日常を変えていく物語『スーパーカブ』。趣味はなく、両親も友達もいない小熊が、スーパーカブを通して少しずつ何かを得ていく様が淡々と描かれます。時々出てくるバイク乗りあるあるも「へえ」となる。
人付き合いに積極的ではなかった小熊がゆっくり確実に世界を広げていく描写が、スーパーカブの遅すぎず速すぎずなスピードで走る様子と重なるところが、個人的なハマりポイントです。
『幼女戦記』
漫画『売国機関』や『テロール教授の怪しい授業』の原作者としても知られるカルロ・ゼンさんによる大作『幼女戦記』。いわゆる魔法が存在する異世界の、天才的な魔道の才能を持っていた少女・ターニャに転生した日本のキレ者サラリーマンが主人公。
ターニャが持っていた魔導の才能と、もともと持っていた合理性や分析能力などを活かして、敵国を蹂躙する軍人となった主人公を中心にした戦記物です。
ガチガチのミリタリー描写も多いため人を選ぶ作品ですが、ハマる人はドハマリする名作です。漫画版、アニメ版も名作なので未読・未視聴の方はぜひこの機会に!
『聖域』
話題が話題を呼ぶYouTuberグループ・コムドットの中心人物・やまとさんが書いた初のエッセイ『聖域』。ファンには神聖視され、アンチには不遜と蔑まれる現代のカリスマが、赤裸々に自身のこれまでや成功の秘訣を明かした内容になっています。
本書の評価も真っ二つと、まさにコムドットを巡る世情を反映したものになっていますが、みなさんの目にはどう映るでしょうか。
『天才の根源』
愛知県発の人気YouTuberグループ・東海オンエアのリーダーで、先日峯岸みなみさんとの結婚も祝福の声に包まれたてつやさん初のエッセイ『天才の根源』。2020年12月に発売され10万部を超えるベストセラーになった本書は、この夏、大幅にアップデートされた「極限バージョン」も発売されました。
緻密に計算された動画の編集方法、日常や恋愛、人生哲学まで、てつやさんの魅力がぎっしり詰め込まれています。
『世界は救えないけど豚の角煮は作れる』
YouTubeというフィールドで文学的世界観をつくり出していると言われる、にゃんたこさんのエッセイ『世界は救えないけど豚の角煮は作れる』。だいたいの動画で泥酔するかギャンブルしている、料理動画の包丁パートで指を切らないか心配、なんとも小気味いい字幕と、いろんな魅力(?)を持っているにゃんたこさんのエッセンスがいい感じにブレンドされています。
誰にでも訪れるような日常を、独特のユーモアと言葉選びで笑える物語に変えてしまうエッセイの数々は、ふとした瞬間に読みたくなるスルメ本です。
『ジョーカー・ゲーム』
スパイとミステリーという王道ジャンルを、スリリングなエンタメ作品に仕上げた柳広司さんの小説「ジョーカー・ゲーム」シリーズ。このセールではシリーズ全4巻が半額になっています。スパイの養成学校「D機関」で育て上げられたスパイたちが、各国で暗躍するというのがシリーズを通してのプロット。鮮やかな手法でピンチをチャンスに変えてしまうスパイたちの活躍と、その裏で走る秘密や策謀が読ませます。
アニメや映画もありますが、まずは原点となるこちらから足を踏み入れてみてはいかがでしょうか。
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