花譜プロデューサーが寄稿 学会誌でVTuberなど「バーチャルビーイング」を特集

花譜プロデューサーが寄稿 学会誌でVTuberなど「バーチャルビーイング」を特集
花譜プロデューサーが寄稿 学会誌でVTuberなど「バーチャルビーイング」を特集

ヰ世界情緒さん/画像はKAMITSUBAKI STUDIO公式サイトより

バーチャルな身体として扱われるもの全般を指す「バーチャルビーイング」を特集した学会誌『人工知能』Vol.38 No.4が、7月9日(日)に人工知能学会より刊行される。価格は2640円(税込)。

本誌には、バーチャルシンガーのヰ世界情緒さんへのインタビューや、ヰ世界情緒さんや花譜さんが所属するクリエイティブレーベル・KAMITSUBAKI STUDIOのプロデューサーであるPIEDPIPERさんの寄稿論文が掲載されている。

“バーチャルビーイング”を特集した学会誌

『人工知能』Vol.38 No.4/画像はAmazonより

今回の『人工知能』の特集では、「バーチャルビーイング」を主題に、人工知能(AI)から人工生命(Alife)、バーチャルリアリティ(VR)、バーチャルYouTuber(VTuber)、メタバースなど、幅広くバーチャルな身体について取り扱われている。

また、昨今画像生成AIやAIチャットボットなどに社会的な注目が集まっているが、こうした最新の人工知能の研究の動向についても掲載されている。

すでに内容の一部は、電子ジャーナルプラットフォーム・J-STAGEで無料で読める外部リンク)。

ヰ世界情緒インタビュー&PIEDPIPER寄稿論文が掲載

ヰ世界情緒さん

世にも珍しい、学会誌へのVTuberインタビュー掲載。

ヰ世界情緒さんはその中で、これまでの活動や「バーチャルシンガーとは何か」、ヰ世界情緒さんの声をもとにした人工歌唱ソフトウェア「星界」について語っている。

PIEDPIPERさんとバーチャルビーイングの専門家・佐久間洋司さんの共著論文では、バーチャルシンガーのプロデュース、音楽ライブにおける演出や技術、音声合成ソフトなどについて、現場の立場から解説している。

なお、ヰ世界情緒さんへのインタビューについては、現在J-STAGEで無料で閲覧できる(外部リンク)。
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加速する人工知能/VTuber

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