日記やつぶやきに「イイネ!」でリアクション
自分からの発信としては、掲示板でのコミュニケーション以外に「つぶやき(mixiボイス)」や「日記」「レビュー」の投稿が可能。また、ゆるやかなつながりとして、公開カレンダーに予定を書き込んでおくこともできます。各種投稿は公開範囲を選ぶことができ、日記には写真やYouTube・ニコニコに投稿された動画を掲載可能。さらに、地図情報まで載せることができます。これはもはや失われし位置情報共有SNS「Zenly」かもしれないですね。
こういった機能は、友達同士の利用だけでなく、どうやら例えば駆け出しのアーティストが出演イベントの場所や情報をファンに知らせるために使っていたという側面もあるそうです。 つぶやきでは、「好きな季節は?」のようなネタを設定して投稿を募ることもできます。つぶやきに対しては「イイネ!」やコメントでリアクションすることもできます。
余談ですが、この記事を書くために「みんなのつぶやき」タブを見ていたら「みなさんのおかげで5000人達成しました!」と報告している人がいて、「これがあのキリ番か!!!」と驚きました。
最新コンテンツ『原神』やなにわ男子のコミュニティも存在
「実際に若者が使っているのか?」という点については、登録ユーザーの年齢などは自己申告となってしまうため断定することはできません。しかし、『Splatoon3』や『原神』、「なにわ男子」といった新しいタイトルやグループのコミュニティは存在していることが確認できたので、周りに趣味の合う友達がいないという人は、覗いてみるのもいいかと思います。
若者が使う場合は、自己責任で
mixiはかなり年季の入ったサービスで、触れる前までは、本当に若者が使っているのかどうかはかなり疑問に思っていました。実際に触れてみると、日記のエディターに用意されたYouTubeのアイコンがかなり古いものだったりと歴史を感じる部分はあったものの、現代のSNSが備えている機能は最低限そろっていて驚かされました。 また、同じ趣味や属性を持つ人と緩くつながるための機能(コミュニティ)や、直接的な言語以外で相手へ自分の関心を知らせる機能(あしあと)は、それぞれDiscordやbondeeの設計思想に通ずる部分が感じられ、こういったサービスが国産で存在していることは非常に興味深かったです。
そのため、これまでmixiを使ったことがないという同世代やさらに下の世代にはぜひ一度触ってみてほしいと言いたい……と、思っていました。
この記事を書き終え、改めてサービスの内容を確認する際に、興味本位でコミュニティの検索窓に自社名を打ち込むまでは。
検索して出てきたのは、まだ私たちカイユウが会社化する前、創設メンバーが大学でミニコミ文芸誌『界遊』を制作していたころの活動の記録。 もちろん見て困るような内容はなかったのですが、今では威厳を持って会社やチームを運営する上司たちが10年以上前に、お互いのマイページに「若いなぁ」と思うような紹介文を書き合っている様は、見ていて勝手にちょっと気まずくなりました。
上司ならまだしも、世代によっては親のmixiの記録が出てくることもあるかもしれません。藪蛇にならないように、使う際は自己責任でお願いします。
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