カフェ・グルメ部門、モノ・コト部門、ファッション・コスメ部門、アーティスト部門の4部門において、それぞれ票を集めた上位10個のキーワードが公開。
モノ・コト部門において「昭和アイドル」「平成マンガ」などと並び、藤本タツキさんの漫画『チェンソーマン』が入っている。
【画像】渋谷のギャルに2023年流行りそうなキーワード候補
アプリ「BeReal」「iシェアリング」「onthelook」も
今回発表された「SHIBUYA109 lab.トレンド予測2023」は、2022年1月から10月にかけて行われたSHIBUYA109館内でのアンケート調査から、高校生・大学生10名とSHIBUYA109 lab.がノミネート候補となるキーワードを独自に選出。そのノミネート候補に対して、11月に改めてWebアンケート調査(複数選択式)を行い、票を集めた各部門上位10個のキーワードについて分析が行われている(外部リンク)。 モノ・コト部門については『チェンソーマン』のほかに、写真共有アプリ・BeReal、位置情報共有アプリ・iシェアリング、韓国ファッション検索アプリ・onthelook、中国版Instagramとも呼ばれる小紅書(RED)といったスマホアプリが並ぶ。
また、11月にオープンした愛知県長久手市の公園施設・ジブリパーク、平成マンガ、昭和アイドルなどが名を連ねている。
このように、トレンド予測として発表された他のキーワードを見渡しても、『チェンソーマン』の異彩さが際立っている。
藤本タツキ『チェンソーマン』とは?
『チェンソーマン』は、藤本タツキさん原作のダークバトルファンタジー作品。2018年12月から2020年12月まで、第1部が『週刊少年ジャンプ』(集英社)で掲載。2022年7月からは、第2部がWeb漫画アプリ/サイト「少年ジャンプ+」で連載されている。
現在『呪術廻戦』『ドロヘドロ』などを手がけたMAPPA制作のTVアニメが、テレビ東京系6局ネットで毎週火曜24時に放送中。Amazon Prime Videoなど各種サービスでも配信されている。
過去には、そのアニメ放送開始を記念して、血の魔神・パワーになりきれるカメラアプリ・SNOW(スノウ)のコラボスタンプが期間限定で配信(現在は終了)。また、雑誌『anan』2323号スペシャルエディションの表紙を登場キャラクター・早川アキが飾っていた。
©藤本タツキ/集英社・MAPPA【アンケート調査概要】
■ノミネート候補選定
SHIBUYA109ガールズ調査
調査期間:2022年1月~10月
調査方法:館内でのアンケート調査(自由記述式)
調査機関:SHIBUYA109 lab.
調査対象:SHIBUYA109 lab. 独自ネットワーク around20(15〜24歳)女性
有効回答数:n=100/毎月
■ノミネート選定
上記調査結果から計10名の高校生・大学生とSHIBUYA109 lab.で2023年にトレンドとなりそうなキーワードをノミネートとして選出。
■トレンド予測調査
SHIBUYA109ガールズ トレンド予測調査
調査期間:2022年11月
調査方法:WEBアンケート(上記ノミネートより複数選択式アンケート)
調査機関:SHIBUYA109 lab.
調査対象:SHIBUYA109 lab. 独自ネットワークとSHIBUYA109渋谷店来館者のaround20(15歳~24歳)女性
有効回答数:n=372
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連載
日本が世界に誇るべき最高のポップシティ、渋谷。 あらゆるカルチャーと人種が集まるこの街で、毎日のように繰り広げられるパーティー、愛のはじまり、夢の終わり、高揚感と喧噪、その捉えがたきポップの断片をかき集める人気連続企画。 2010年代は渋谷から発信されていく、と思う。
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